【バレー】1次L敗退で現役引退の古賀紗理那へ「日本のためによく頑張ってくれた」真鍋監督
日本のバレーボール女子が1次リーグで敗退が決定
日本はセット率でアメリカに上回られ準々決勝進出を逃す
監督は次世代へのビジョンと古賀選手の引退に言及
バレーボール女子で日本の1次リーグ敗退が決まった。
開幕2連敗後、3日にケニアを3-0で下して上位8位による決勝トーナメント進出へ望みをつなげたが、4日のA組最終戦で米国がフランスから1セットを奪ったためB組3位の日本はセット率で上回れず、準々決勝に進めないことが確定。2大会連続の予選敗退となった。米国はフランスに3-0で勝った。
真鍋監督は、1次リーグ3戦を終えて「ピーキングを持ってくるのが難しかった」と話していた。5月開幕のネーションズリーグで五輪切符を争い、わずか約1カ月で迎えた本大会。「選手も(ピークを)合わせてくれたけど、肉体的にも精神的にも厳しかった」。
目標とした12年ロンドン大会以来12年ぶりのメダル獲得に届かず「世界との差がある。中長期的なビジョンも必要」。今大会限りで現役を引退する古賀紗理那を「日本のためによく頑張ってくれた」とねぎらいつつ、次世代の選手に「これからはレベルの高いリーグで経験することが大きくなる」と見通していた。