【ノア】法大レスリング部出身の大岩陵平「決勝で当たる可能性」五輪戦士タビオンにワクワク 

AI要約

プロレスリング・ノアのシングルリーグ戦「N-1ビクトリー」の前日会見で、大岩陵平が清宮海斗への闘志を示す。

大岩は、清宮からの勝利だけを目指し、ベルトよりも相手の首を狙うと宣言。

修行中の大岩は、自らがN-1に挑戦したい意思でノアに来ており、新日本への帰還も自分の意思で決めると語る。

【ノア】法大レスリング部出身の大岩陵平「決勝で当たる可能性」五輪戦士タビオンにワクワク 

 8月4日に横浜武道館で開幕するプロレスリング・ノアのシングルリーグ戦「N-1ビクトリー」の前日会見が3日、都内で行われ、新日本プロレスから単身修行中の大岩陵平(25、初出場)が、かつてタッグを組んだGHCヘビー級王者・清宮海斗(28)への闘志をむき出しにした。

 大岩は会見後のインタビューで「清宮さんはベルトをかけて全戦戦うつもりだって言ってましたけど、僕はベルトがどうこうじゃなくて、清宮さんの首がほしいですね」と断言。GHCヘビーのチャンピオンベルトではなく、清宮からの勝利しか眼中にないことをアピールした。

 大岩は会見では「N-1ビクトリー、エントリー一番乗りの大岩陵平です」とあいさつ。新日本の選手ながら、いの一番に出場を直訴していたことを明かし「オレにとって初めてのN-1。1回戦、相手はジョシュ・ブリッグス。新日本生まれ、ノア育ちのオレにしかできない戦いで、まずは1回戦を突破して、ここにいるAブロック全員、ぶっ倒したいと思います」と宣言した。

 オール・レベリオンを結成した清宮とたもとを分かった大岩の、その時の潔い姿勢がノアファンの共感を呼び、今やノアでの大岩人気は絶大だ。それだけにいつ修行が終わり、新日本へ戻っていくのか、気が気でないファンも多い。大岩はそれについては「僕は自分の意思でノアに来てるんで。新日本に帰る時も自分の意思で、自分のタイミングで、誰が何と言おうが、帰ろうかなと思ってます。修行期間? そういうのではなく、自分がここで学びたいと思ったから、ここで今やってます」と、期限が設定されているわけではないと説明した。

 法政大レスリング部出身の大岩にとって、今大会で楽しみなことがある。東京五輪にレスリング・グレコローマンスタイルで出場したタビオン・ハイツ(NXT)の存在だ。「もう、すごい注目してます。楽しみですね。ブロックは違えど、決勝まで進めば当たる可能性あるじゃないですか。すごい楽しみですね」と声を弾ませる。

 「新日本にも(レスリング・フリースタイルのアジア王者の)ボルチン・オレッグがいたんですけど、もう人として、生物として格が違うって思う部分があったりして。そういう相手と正面衝突してみたい」。大岩は、4日から始まる真夏の戦いへ意気込んだ。