「過度の自信が毒になった」大岩Jの“OAなし”で8強敗退を韓国批評「スペイン戦で無力。個人技で大きな差」【パリ五輪】

AI要約

U-23日本代表はパリ五輪準々決勝でスペインに0-3で敗れ、4強進出を逃した。

日本はグループステージでは好調だったが、スペイン戦では無力であった。

日本国内では、大会でのワイルドカード未使用や成績に対する批判が高まっている。

「過度の自信が毒になった」大岩Jの“OAなし”で8強敗退を韓国批評「スペイン戦で無力。個人技で大きな差」【パリ五輪】

 大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地8月2日、パリ五輪の準々決勝でスペインと相まみえ、0-3の完敗。4強進出は果たせなかった。

「過度の自信がかえって毒になった。今回もスペインに阻まれ、準々決勝で荷物を詰めた」と、この一戦を報じたのは韓国メディア『SPOTV NEWS』だ。

「3年前の自国で開催された東京五輪でも、日本は準決勝でスペインに敗れた。2大会連続でスペインに負けて、メダルから遠ざかった。

 日本はパリ五輪でメダルを狙っていた。 最後に五輪でメダルを獲得したのは、1968年のメキシコ大会までさかのぼらなければならない。当時の銅メダル以来、日本は五輪のたびに挫折している」

 記事では「グループステージまでは良かった」と評価し、「パラグアイに5-0、マリに1-0、イスラエルに1-0で勝利し、3戦全勝。その結果、グループDを1位で準々決勝に進出。3試合で7得点・無失点と完璧なプレーを見せた」と振り返る。

「しかし、スペインとの対戦では無力だった。個人技で大きな差があった」

 同メディアはゲーム内容に触れたうえで、「試合直後、日本国内では非難の声が上がった。準備したわりに成果が微々たるものだったからだ」と記し、次のように続ける。

「日本は今大会で3枚まで使える五輪のワイルドカード(24歳以上の選手)を1枚も使わなかった。選手団はすべて2001年~2004年生まれで構成されている。

 それだけ今回の大会に自信がある証拠だった。しかし、結果的に失敗した。経験豊富なベテラン選手でワイルドカードを選抜していれば、結果が変わっていたかもしれないという声もある。日本国内では、サッカー協会に対する批判の声が高まっている」

 オーバーエイジ(OA)をフル活用したスペインとの実力差は歴然。日本は4年後のロサンゼルス大会で、今大会の教訓をどう活かすだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部