U-23日本代表、準々決勝敗退で56年ぶりのメダルならず…大岩剛監督も涙ぐみ「次を目指す良いきっかけになってくれれば」

AI要約

U-23日本代表がU-23スペイン代表との試合で敗退し、大岩剛監督が選手の頑張りを称えるコメントを述べた。

試合では日本が支配する時間がありながらも得点できず、結果的に敗北してしまった。

大岩監督はチームの今後に期待を示し、選手たちがフル代表を目指して成長することを望んだ。

U-23日本代表の大岩剛監督が、U-23スペイン代表戦を振り返った。

1968年メキシコ大会の銅メダル以来56年ぶりのメダルを目指す大岩剛監督率いる日本は、グループDを無失点の3連勝で突破。決勝トーナメント1回戦の準々決勝では、グループCを2勝1敗の2位で突破したスペインと激突した。

試合は11分にフェルミン・ロペスのゴールで先制点を許すと、前半終盤には細谷真大がゴールネットを揺らすも、VARの判定により幻に。後半に入ると、幾度かゴールを脅かすが、セットプレーから2点を奪われて、0-3で試合終了。東京五輪に続き、またもスペインに屈し、準々決勝敗退に終わった。

試合後、大岩剛監督は「選手たちは非常によく頑張ってくれたので、悔しい結果ですけど、選手たちの次を目指す良いきっかけになってくれれば良いかなと思います」とコメント。試合内容については、「1試合の中で我々が支配する時間が比較的長かったので、その中で決めきれない。これはたらればなので、90分の中で敗れたことは次に繋げたいと思います」と振り返った。

その後、インタビュアーからこのチームについての振り返りを求められると、大岩監督も思わず涙ぐみ言葉が出てこないシーンも。「この上はフル代表しかないので、そこを目指して選手たちも成長してほしいなと思います」と選手の今後に期待を寄せた。