大谷翔平 第1打席は中飛 移籍後最長を更新する16打席連続無安打 待たれる復調の一打

AI要約

大谷翔平投手が16打席連続無安打を更新し、復調の兆しを探る

キャッチボールで右打者相手に投球練習を行い、徐々に実戦モードに近づく

本塁打王争いでオズナが大谷に迫る展開に緊張感、3冠王を目指す大谷にとって強力なライバル

 ◇インターリーグ ドジャースーアスレチックス(2024年8月2日 オークランド)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が2日(日本時間3日)、敵地でのアスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席は凡退に終わり、移籍後最長タイを更新する16打席連続無安打となった。大谷が最後に安打を放ったのは、7月27日のアストロズ戦の第4打席(左前適時打)。この間、4四球を含むが、復調のきっかけをつかむ一打が待たれる。

 大谷の第1打席は初対戦の22歳右腕エステスとの対戦。初球の外角速球を積極的に狙ったが、ややタイミングが外れて中飛に倒れた。

 試合前は右翼付近で3日ぶりにキャッチボールを行った。右肘手術後のリハビリ期間では最長の120フィート(約36.6メートル)よりやや短めながら、最後は投本間の距離で強めにキャッチボール。最後の2球は大谷が球団スタッフを呼んで、左打席に立たせて投げた。大谷がリハビリ期間のキャッチボールで打者を立たせて投げたのは初めて。投手としての復帰を目指す来年に向け、徐々に実戦モードに近づいてきているようだ。

 7月29日に本塁打王を争うブレーブス・オズナが31号を放ち、大谷に1本差に迫った。オズナは打点ではリーグトップを維持しており、打率、本塁打でトップに立つ大谷の3冠王の強力なライバルとなっており、後半戦のタイトル争いにも注目が集まる。