ジョコ4強入りも「不安」 手術した膝を負傷 パリ五輪テニス男子

AI要約

大会第1シードのジョコビッチがテニス男子シングルス準々決勝で勝利し、準決勝進出

ジョコビッチは手術を受けた右膝を再び痛める場面があったが、不安ながらも試合を続行

ジョコビッチは大逆転勝利を収め、四大大会通算24勝を誇る経験豊富な選手として活躍中

ジョコ4強入りも「不安」 手術した膝を負傷 パリ五輪テニス男子

【AFP=時事】パリ五輪は1日、テニス男子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は第8シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)に6-3、7-6(7-3)で勝利し、準決勝進出を果たした。

 これで五輪では自身4度目の4強入りとなったジョコビッチだが、6月に手術を受けた右膝を再び痛める不安な場面があった。試合中にベースラインで足を滑らせ、コートで治療を受けた。

 試合は第2セット0-4、2-5と大きくリードされたが、第9ゲームで相手のセットポイントを3本しのぐと、タイブレークの末にストレート勝ちを収めた。

 四大大会(グランドスラム)通算24勝を誇り、五輪では初の金メダルを目指しているジョコビッチは、「膝の状態については不安だ。正確な情報は持っていないから、お伝えできることはない。医療スタッフのところに行って、検査してもらわなくてはならない。それからだ」と話した。

「抗炎症剤が効いたが、効果は徐々に薄れるだろう。あしたになればもう少し具体的な状態が分かるはず。最善を祈るしかない」

 ジョコビッチは2日の準決勝で、第11シードのロレンツォ・ムゼッティ(Lorenzo Musetti、イタリア)と対戦する。【翻訳編集】 AFPBB News