【ボートレース】<クイーンズクライマックスへの道>好リズムの海野ゆかりが年末へ強い決意

AI要約

ボートレース蒲郡で開催されるプレミアムG1「第13回クイーンズクライマックス」では、海野ゆかりの安定した実績が注目されている。

海野は全場制覇を達成する可能性があり、今年の活躍が期待されている。

海野はリズムに乗れることを重要視し、全力で年末まで走り抜く意気込みを見せている。

【ボートレース】<クイーンズクライマックスへの道>好リズムの海野ゆかりが年末へ強い決意

 ボートレース蒲郡のプレミアムG1「第13回クイーンズクライマックス」(QC)は12月28日から31日まで開催される(QCシリーズは同26~31日)。今年、9優出2Vと抜群の安定感を見せているのは海野ゆかり(50)=広島・71期=だ。31日に津G3オールレディース(AL)を走り終えた後、8月7日に開幕する福岡プレミアムG1レディースチャンピオンに向かう。

 今月の桐生ALで海野が「ここで1回も優勝したことないので、消したいんですよ。24場制覇? そう。残りは桐生と蒲郡なので。今節、優勝したい」と口にした。その思いがかなえば、昨年の蒲郡ダービーで通算100V&全場制覇を同時に達成した峰竜太のように、海野もまた、年末にQC初制覇&全場制覇のドラマチックVの可能性が―。残念ながら桐生は優勝戦6号艇で5着に敗れ、いったん夢はお預けとなったが、今年9優出は三浦永理に次いで女子2番目の数字。5月の大村、6月の三国(ともにヴィーナスシリーズ)で連続Vを飾るなど、コンスタントに活躍している。

 ここまでの戦いを「本当にラッキーで優勝戦に乗れていた。ギリギリ引っ掛かって乗った、みたいなのが多かった。ペラも自分の形があるとかではないし、1号艇でもないのにツキがあって優勝をポンポンとできた。リズムが良かったんだと思います」と振り返るが、流れに乗れるかどうかは自身にとって重要なポイントの一つだ。「リズムに乗らないとやる気が出ない、やる気が失せていくタイプなので。今年は地道に、ただただ地道にやっていけると思います」と話した。

 今年の獲得賞金は約2200万円で女子8位。順位に関してはまだ気に留めていない様子だったが、「今年はQCに行きます。そのつもり」と強い決意を口にした。28日の津3日目にFを切ってしまったが、何ら気持ちは揺らがない。年末、大みそかまで全力で駆け抜ける。