スケボー・小野寺吟雲、「頭にとまっているのは…」種類を判別した専門学会に感謝「昨日、僕の頭にキスをした蝶の名前を調べてくれました」【パリ五輪】

AI要約

小野寺吟雲がパリ五輪スケートボード男子ストリートに出場し、予選敗退した際、蝶がとまっている貴重な瞬間が起きた。

日本蝶類学会が蝶の種類を特定し、小野寺の頭にとまったVanessa atalantaを特定したことが話題に。

小野寺が自身のインスタグラムで学会の投稿を紹介し、蝶に感謝のメッセージを記載したことで、SNSが盛り上がった。

スケボー・小野寺吟雲、「頭にとまっているのは…」種類を判別した専門学会に感謝「昨日、僕の頭にキスをした蝶の名前を調べてくれました」【パリ五輪】

 パリ五輪のスケートボード男子ストリートに出場した世界ランク1位の14歳・小野寺吟雲は、トータルスコア177.08ポイントで全体14位となり、惜しくも予選敗退となった。競技を終えた小野寺がインタビューを受けた際に珍しいシーンがあった。

「練習の時からちょっと熱中症みたいになっちゃって。あんまり楽しかったどうかは分からないです。記憶がちょっと、あまりないです。もっとうまくなりたい。単純に、もっとスケボーがうまくなりたい」

 このようにコメントしている時、蝶がひらひらと舞い降りて小野寺の頭に一瞬とまったのだ。SNSでは、「蝶がとまったね」「神秘的」「小野寺は天使か」「きれいな蝶だね」「蝶がとまったの可愛かった」などと反応があった。

 続けて話題となったのが、蝶の種類を特定するX(旧ツイッター)のポストだ。「パリオリンピック、学会としてはポストせずにいられないシーンが。小野寺選手の髪にとまったのはVanessa atalanta ヨーロッパアカタテハですね。これからもアスリートにとまる蝶たちに注目していきたいと思います」。投稿の主は、蝶の研究者らが属する日本蝶類学会だった。

 

 SNSでは「専門家は見逃さない…」「学びになる素敵なポスト」「小野寺選手のインタビューの魅力が増した」などの声が挙がると、さらには、同会の投稿画像を小野寺本人が自身のインスタグラムで紹介。「日本の蝶の会が、昨日、僕の頭にキスをした蝶の名前を調べてくれました。ありがとうございます。ありがとう、Vanessa atalanta」と英語でメッセージを記したのだ。

 こうした一連のやりとりにSNSは、「なんてやりとりだ」「おとぎ話のよう」「吟ちゃん、最高だ」などと沸騰していた。

構成●THE DIGEST編集部