「見えてくるとワクワクする」 後半戦4戦4発のソフトバンク山川穂高 17号&18号の1試合2発 優勝マジック「42」初点灯の祝砲だ!

AI要約

楽天がソフトバンクを圧勝し、山川選手が2本塁打を含む活躍を見せる。

山川選手は好調を維持し、今季5度目の5連勝を達成。

球宴明けから絶好調な山川選手は、優勝に向けて期待が高まる。

「見えてくるとワクワクする」 後半戦4戦4発のソフトバンク山川穂高 17号&18号の1試合2発 優勝マジック「42」初点灯の祝砲だ!

 ◆楽天1―10ソフトバンク(30日、楽天モバイルパーク)

 ド派手に圧勝劇の主役を張った。山川が先制3ランなど今季4度目の1試合2発。17安打10得点で楽天を圧倒し、今季5度目の5連勝を飾った。後半戦4戦4発と完全復調の主砲は「球宴明けからいい感じで打てている」と胸を張った。

 初回1死一、三塁。早川の初球チェンジアップを捉えると、軽々と左翼席中段まで運んだ。「(感触は)今年一番良かった。右中間気味に真っすぐを打つイメージでいったらチェンジアップにも対応できた」と先制の17号3ランを振り返った。

 八回には18号2ラン。吉川のカーブを仕留めた。小久保監督が「今日の練習は最近の中で断トツ良かった」と分析すると、山川自身も「良かったです。自分のスイングができていた。練習が良く、試合も良くとつながってくると明日以降もいい感じで打てる可能性が高くなる」と言い切った。

 球宴を挟んでの5連勝で前半は苦しんだ7月も勝ち越しを決めた。貯金は最多の30。91試合目で優勝マジック「42」を初点灯させた。「個人的にはカウントダウンがあった方がうれしい。意識しないという考え方もあると思うけど、僕は見えてくるとワクワクするので。とはいえ、打席でやっていくことは変わりない」。優勝に向けて、本塁打も量産態勢に入りそうだ。

 4年ぶりのVがうっすらながら見えてきた。(小畑大悟)

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