4人で挑んだ体操女子団体は健闘の8位 金メダルはスーパースター・バイルズらのアメリカ【パリ五輪】

AI要約

体操女子団体決勝で日本チームは8位に終わった。

日本チームは異例の状況で戦い、最後まで全力を尽くした。

各選手の演技内容や得点を振り返ると、チームの努力が伝わってくる。

4人で挑んだ体操女子団体は健闘の8位 金メダルはスーパースター・バイルズらのアメリカ【パリ五輪】

■パリオリンピック™ 体操女子団体 決勝(現地時間30日、ベルシー・アリーナ)

体操女子団体決勝が行われ、岸里奈(16、戸田市SC)、岡村真(19、相好体操クラブ)、中村遥香(16、なんばクラブ)、牛奥小羽(19、日体大)の4人の日本は、団体合計159.463点で8位だった。

主将の宮田笙子(19、順大)が喫煙・飲酒問題により、五輪直前に代表を辞退。本来は5人が出場するところを4人で挑む異例の状況となった日本だが、予選5位で決勝に進んだ。

決勝の最初の種目平均台は、昨年のアジア大会金メダリスト・岡村が、安定した演技で予選のスコア(13.633点)を上回る13.700点をマーク。2人目の岸も13.466点でつないだ。中村は連続技での落下があったが、その後は切り替え着地をピタリと止めた。

ミスが出ても仲間を笑顔で迎え入れ、良い雰囲気のなか演技を進めた日本。ゆかは種目別でも決勝進出を決めている岸が奮闘。場内から沸き起こった手拍子に乗り、13.433点と全体をまとめた。牛奥は唯一の出場となった跳馬で着地までまとめ、13.833点をマークした。

最後の段違い平行棒で日本勢最後の演技を披露した中村は途中ミスがあったものの、最後まで演じ切り4種目の合計得点を159.463とした日本。不測の事態も、初出場の4人で戦い抜いた。

【日本の結果】

■団体合計 8位(159.463点)

■種目別の合計

・平均台 39.966点

岡村13.700点 岸13.466点 中村12.800点

・ゆか 39.599点

中村13.233点 岡村12.933点 岸点13.433点

・跳馬 40.765点

牛奥13.833点 岸13.966点 中村12.966点

・段違い平行棒 39.133点

岡村13.100点 岸13.600点 中村12.433点