【パリ五輪】初の五輪の成田実生は6位

AI要約

成田実生は初の五輪決勝で6位に入った。

前半は苦しんだが、後半に余力を残して泳ぎ抜いた。

成田は苦い経験を生かし、パリ五輪に向けて雪辱を誓っている。

◆パリ五輪 第4日 ▽競泳(29日、ラデファンス・アリーナ)

 初五輪で決勝に進出した17歳・成田実生は6位だった。

 予選のレース後は、「前半周りの選手がみんな速くて心が折れそうになったけど、後半チャンスがあると思って泳いだ。ちょっとだけだけど、余力も残せた気がするので、決勝の舞台で周りの選手といいレースをして、なおかつ自分のレースをしたい」と振り返った。 

 2022年の世界ジュニア選手権で、個人メドレーを含む3冠を達成した淑徳巣鴨高2年の成田。昨年は世界選手権(福岡)デビューを果たし、決勝に進んで8位入賞だった。ただ全体3位通過した予選からタイムを落としての8位。「この悔しい気持ちを忘れずにパリ五輪に向けて頑張りたい」と、この夏に向けて雪辱を誓っていた。