【フェンシング】男子フルーレ飯村一輝は準決で敗れ3位決定戦へ 08年北京大会の太田超えならず

AI要約

世界ランキング9位の飯村一輝は、男子フルーレ個人準決勝で敗れ、3位決定戦に回った。

飯村は小柄ながら爆発的なスピードが持ち味で、大会で前進してきたが、決勝進出はならなかった。

飯村は京都府出身で慶應大学在学中であり、フェンシング界で活躍する若手選手として注目されている。

【フェンシング】男子フルーレ飯村一輝は準決で敗れ3位決定戦へ 08年北京大会の太田超えならず

<パリオリンピック(五輪):フェンシング>◇29日(日本時間30日)◇男子フルーレ個人準決勝◇グランパレ

 世界ランキング9位の飯村一輝(20=慶大)が決勝進出を逃し、3位決定戦に回った。東京五輪金メダリストの張家朗(香港)に11-15で敗戦。08年北京五輪の同種目で銀メダルを獲得した太田雄貴超えはならなかった。

 飯村は昨年世界選手権で初優勝した男子フルーレ団体のメンバーで、169センチと小柄ながら、爆発的なスピードが持ち味。今大会は2、3回戦を15-8と危なげなく勝利。準々決勝では開催国フランスのマキシム・ポティを15-14で破り4強入りしていた。

 ◆飯村一輝(いいむら・かずき)2003年(平15)12月27日、京都府生まれ。太田と同じ大山崎町の京都フューチャークラブで競技を始め、小中高日本一。19年の高円宮杯W杯東京大会で中学生史上初の予選突破。22年はアジア大会団体金メダル、世界選手権も18歳で本戦に進出した。慶大総合政策学部在学。妹の彩乃も女子フルーレ選手。弟の要との同時代表入りも夢。趣味は携帯ゲームと音楽鑑賞。右利き。169センチ、64キロ。血液型O。