飯村一輝が3位決定戦へ 日本フェンシング加納に続く2個目メダル必ず 男子フルーレ個人

AI要約

飯村一輝(20=慶大)がフェンシング男子フルーレ個人で準決勝に進出し、3位決定戦へ挑む。

飯村は父親の影響でフェンシングを始め、若くして日本代表に選ばれる活躍を見せている。

20歳の飯村一輝は、慶應義塾大学に在籍し、日本フェンシング界の今後を担う存在として期待されている。

飯村一輝が3位決定戦へ 日本フェンシング加納に続く2個目メダル必ず 男子フルーレ個人

 ◇パリ五輪4日目 フェンシング男子フルーレ個人(2024年7月29日 グランパレ)

 フェンシングの男子フルーレ個人が29日にグランパレで行われ、飯村一輝(20=慶大)が準決勝で張家朗(27=香港)に敗れた。男子エペ個人を制した加納虹輝(26=JAL)に続く今大会2個目のメダル獲得へ、3位決定戦に挑む。

 準々決勝では地元フランスのマキシム・ポーティと対戦し完全アウェーの中、15―14と1点差で競り勝ち雄叫びを上げた。

 父・栄彦さんは元フェンシング選手。北京五輪男子フルーレ個人、ロンドン五輪男子フルーレ団体で銀メダルを獲得した太田雄貴を育てた名指導者。小学1年生の時に栄彦さんの影響でフェンシングを始め、小学、中学、高校で日本一になり、15歳で初めて日本代表に選ばれた。22年に世界ジュニア選手権男子フルーレ個人を制覇。23年には世界選手権の男子フルーレ団体で優勝した。

 ◇飯村 一輝(いいむら・かずき) 2003年(平15)12月27日生まれ、京都府出身の20歳。小学1年の時、太田雄貴も在籍した「京都フューチャーフェンシングクラブ」で競技を始める。龍谷大平安高から慶大に進学し総合政策学部3年。1メートル69、65キロ。