【柔道】橋本壮市が銅!16年リオ、21年東京大会補欠の苦労人が初舞台でメダル勝ち取る

AI要約

パリオリンピック(五輪)柔道男子73キロで、橋本壮市(32=パーク24)が3位決定戦を制して銅メダルを獲得した。

橋本選手は過去に2度の五輪代表補欠を経て、32歳で初五輪出場。苦労と苦闘の末にメダルを手に入れた。

準々決勝では反則負けも経験した橋本選手だが、気持ちを切り替えて敗者復活戦から復活し、メダルを勝ち取った。

【柔道】橋本壮市が銅!16年リオ、21年東京大会補欠の苦労人が初舞台でメダル勝ち取る

<パリオリンピック(五輪):柔道>◇29日◇男子73キロ級敗者復活戦◇シャンドマルス・アリーナ

 パリオリンピック(五輪)柔道男子73キロで、橋本壮市(32=パーク24)が3位決定戦を制して銅メダルを獲得した。

 苦労人だ。2016年リオデジャネイロ五輪は補欠。同年齢の大野将平が優勝した瞬間、人知れず悔し涙を流した。続く2021年東京五輪も補欠。今大会はやっと手にした五輪切符だった。

 柔道の日本男子史上最年長となる32歳で初五輪。2度の五輪代表補欠を経てたどりついた大舞台だったが、苦闘が続いた。準々決勝の延長戦では極端な防御姿勢と、組み手を故意に切ったという2度の指導を受けて反則負けを喫して敗者復活戦に回った。

 それでも気持ちを切り替えて臨んだ敗者復活戦は反則勝ちで3位決定戦に進出。最後まで集中力を切らさず、メダルを勝ち取った。