【柔道】舟久保遥香が銅!敗者復活戦から勝ち上がり 故郷の山梨名物「吉田うどん」ばり粘り腰

AI要約

舟久保遥香がパリオリンピック柔道女子57キロ級で銅メダルを獲得した。

舟久保遥香は、準々決勝で一本負けを喫するも、敗者復活戦を勝ち抜いて3位決定戦に進出し、ブラジル選手に競り勝って銅メダルを獲得した。

舟久保遥香の寝技が最大の武器であり、自身が編み出した「舟久保固め」が注目された。

<パリオリンピック(五輪):柔道>◇29日◇女子57キロ級3位決定戦◇シャンドマルス・アリーナ

 初出場の舟久保遥香(25=三井住友海上)が銅メダルを獲得した。

 1回戦でベロニカ・トニオーロ(イタリア)に延長、大外刈りの技ありで勝利し、2回戦はダリア・ビロディド(ウクライナ)に指導3つで一本勝ち。しかし準々決勝で地元フランスのサラレオニー・シンケに開始早々に出足払いで一本負けを喫した。

 それでも敗者復活戦でマリツァ・ペリシッチ(セルビア)に横四方固めで一本勝ちし、3位決定戦に進出。手足の長いラファエラ・シウバ(ブラジル)の攻守に苦しみながらも競り勝ち、銅メダルをつかんだ。

 こつこつと磨き上げた寝技が最大の武器。自身が編み出した独自の抑え込みは通称「舟久保固め」と呼ばれ、パリの大舞台でも武器となった。

 故郷の山梨県富士吉田市の「吉田のうどん」が好物。その名物と同じく、コシのある粘り強い柔道でメダルを手にした。