財政難脱却を目指すバルセロナ、ユニフォームパンツスポンサー契約締結で3年1500万ユーロの収入確保へ…UAEの消毒剤会社

AI要約

バルセロナが新たなユニフォームスポンサーとしてUAEのメデューサ社との3年契約を準備している。

契約では、年間500万ユーロ(約8億3000万円)を受け取り、マーク入りのパンツを着用する予定。

バルセロナはラ・リーガのサラリーキャップ超過によりペナルティを受けているが、新たな資金調達で状況を改善し、選手の放出と獲得を進める計画。

財政難脱却を目指すバルセロナ、ユニフォームパンツスポンサー契約締結で3年1500万ユーロの収入確保へ…UAEの消毒剤会社

バルセロナが新たなユニフォームスポンサーと契約を結ぶようだ。

『カタルーニャ・ラディオ』が報じたところによれば、バルセロナはユニフォームパンツスポンサーとして、UAEのメデューサ社と3年契約を結ぶ模様。メドューサ社は細菌、バクテリア、ウイルスに対する表面消毒剤を扱っている会社だ。

バルセロナはメデューサ社から年間500万ユーロ(約8億3000万円)、3年間の総額で1500万ユーロ(約25億円)を受け取るとのこと。8月12日に行われるジョアン・ガンペール杯モナコ戦から、同社のマークをつけたパンツを着用してプレーする見通しのようだ。

なおラ・リーガのサラリーキャップを超過しているバルセロナは現在、「人件費の5%以上を占める選手を売却した場合、その選手のために支払っていた年俸の60%分しか新たな人件費に回すことができない(占める割合が5%未満の選手の場合は50%のみ)」「選手売却の移籍金として得た収入から使い回すことができるのは35%のみ」などのペナルティーを科されている状態だ。しかし今夏については、昨季リベロ社から支払われることがなかった子会社バルサ・ストゥディオの買収分4000万ユーロなどの資金調達を完了すれば、サラリーキャップ(人件費の限度額はクラブの全収入の70%程度)の超過から解放されて、選手放出と獲得を“1:1”の比率で行えるようになる。

メデューサ社との契約ではまだ不十分だが、バルセロナは数年にわたって縁のなかった“1:1”の比率に確実に近づいているようだ。