【スケートボード】15歳・赤間凛音 父・竜児さんと二人三脚でつかんだ銀「本当はサーフィンを…」

AI要約

15歳の赤間凛音がパリ五輪スケートボード女子ストリートで銀メダルを獲得し、世界一を目指して練習を重ねてきたことが紹介される。

父親のサポートも受けながら、約6時間の練習を週末も含む毎日欠かさず行い、次の五輪で金メダルを獲得する決意を示している。

竜児さんも娘のサポートに専念し、次の五輪に向けて全力で挑む姿勢が伝えられる。

【スケートボード】15歳・赤間凛音 父・竜児さんと二人三脚でつかんだ銀「本当はサーフィンを…」

 世界一への思いを胸に戦い抜いた。パリ五輪スケートボード女子ストリート決勝、赤間凛音(りず=15)は265・95点で銀メダルを獲得。「パリ五輪でメダルを取ることが夢だったのでうれしい」と振り返った。

 小学2年時に競技を始めた当初から「世界一」を目標に掲げ、クラスメートが公園で遊ぶ時間も練習に費やしてきた。父・竜児さんは「凛音が『スケボーをやる』って言ったけど、本当はサーフィンをやらせたかった」と苦笑い。ただ、競技に取り組む以上は「『やるからには世界一を目指すよ』と話した。そのつもりでやるなら、スケボーをやってもいいよと。今思えば始めたばかりの話なので、周りから笑われていたかもしれないが、ずっと『世界』を意識していた」と本気で向き合ってきた。

 平日は約3時間、休日は約6時間ほど練習。お盆や正月も関係なく、技を磨き続けた。竜児さんもサーフィンをやめて娘のサポートに専念。「昔からずっとそういう生活。スケボーの予定を中心にスケジュールは動いている」と全てを競技にささげてきた。

 五輪では金メダルにあと一歩届かなかったが、リベンジのチャンスは十分にある。赤間は「次の五輪では金メダルを絶対取る」と力強く宣言。4年後のロサンゼルス五輪では、必ず表彰台の真ん中に立ってみせる。