22年北京冬季五輪のフィギュア日本団体の銀メダルが確定、宇野昌磨さん「とても誇らしく思います」

AI要約

2022年北京冬季五輪のフィギュアスケート団体で日本が銀メダル獲得を確定

隣国ROCからの失格により順位変更があった経緯

日本代表選手の喜びと感謝のコメントをまとめて紹介

22年北京冬季五輪のフィギュア日本団体の銀メダルが確定、宇野昌磨さん「とても誇らしく思います」

 2022年北京冬季五輪のフィギュアスケート団体の日本の順位が3位から2位に繰り上がり、銀メダルを獲得することが確定した。

 この大会ではロシア・オリンピック委員会(ROC)から出場した女子のカミラ・ワリエワがドーピング違反で失格となった。そのため、国際スケート連盟(ISU)は団体の順位を変更。米国を1位、日本を2位、ROCを3位とした。ロシア側はこれを不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴。CASは訴えを25日に棄却した。

 今回の決定を受けて、日本スケート連盟は26日に女子の坂本花織(シスメックス)や男子の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)、昨季限りで現役引退した宇野昌磨さんや小松原美里さんら団体に出場したメンバーのコメントを発表した。それぞれの選手のコメントは次の通り。

 ▽坂本花織「率直にとてもうれしく思います。それと同時にこの日が来るまでとても長かったと感じました。この団体戦銀メダルは一緒に戦ったチームメートはもちろん、たくさんの関係者の皆さまのおかげで獲得できたものと思っています。この場をお借りして感謝申し上げます。そして、今回の経験を通じて、改めてスポーツの公正さと誠実さの重要性を強く感じました。今後もフェアでクリーンな試合が続くよう、スポーツマンシップを大切にして全力で競技に励み、精進してまいります」

 ▽樋口新葉「ようやくメダルをいただけることが決まり、素直にうれしく思います!これまでお世話になり、支えて下さった方達にも早くお見せしたいです」

 ▽鍵山優真「今回、北京五輪の団体戦のメダルがもらえることをうれしく思います。みんなで獲得したメダルは良い思い出になりそうです」

 ▽宇野昌磨さん「このたびオリンピック団体のメダルをいただけることをとてもうれしく思います。フィギュアスケート日本選手全員で素晴らしい結果を残せたことをとても誇らしく思いますし、このようにメダル授与式という素晴らしい場を設けていただけたことにとても感謝しています」

 ▽三浦璃来・木原龍一組「チームの皆さま、応援をしてくださった皆さま、支えていただいている全ての皆さまに感謝をし、喜びを分かち合いたいと思います。そして私たちの次の目標に向かってこれからも真摯(しんし)に競技活動に向き合い、日々精進してまいります」

 ▽小松原美里さん「待ちわびていました。心よりうれしく思います。一緒に頑張った尊敬する仲間たちとコロナの時とは違う本当のハグをして、おめでとうと直接伝えたいです。応援して下さった皆さま、支えて下さった皆さまに笑顔で元気が届けられるように大切な時を過ごしたいと思います」

▽小松原尊「本当にうれしく思います。日本のために一緒に頑張った仲間に、おめでとうとお疲れさまを伝えたい気持ちでいっぱいです。そして、コロナの中で、家族と支えてくださった方々が北京に観に行けませんでした。今回パリオリンピックで、みんなと一緒にお祝いをしたいです」