大井所属の笹川翼騎手がJRA初勝利「ゆくゆくは圭太さんや内田さんみたいなジョッキーになりたいと思います」

AI要約

新潟最終レースで大井競馬所属の笹川翼がJRA初勝利を挙げる。

笹川は懸命に手綱をしごき、壮絶な叩き合いを制して勝利。

笹川は今後のJRAでの騎乗に期待される一方、地方での積み重ねを大切にしたいと語る。

大井所属の笹川翼騎手がJRA初勝利「ゆくゆくは圭太さんや内田さんみたいなジョッキーになりたいと思います」

 28日の新潟最終レース・麒麟山特別(3歳上2勝クラス、ダート1800メートル)でヒューゴに騎乗した大井競馬所属の笹川翼(30)が、62戦目にしてJRA初勝利を飾った。大外から懸命に手綱をしごき、マルチャレアルとの壮絶な叩き合いをハナ差制した。

「どっちが勝ったか分からなかったので、初勝利よりも勝ったか負けたかという感じでした」とゴール前の叩き合いを振り返った笹川。今日の勝利で今後、JRAでの騎乗をさらに期待したくなるファンは多いはずだ。「ゆくゆくは(戸崎)圭太さんや内田(博幸)さんみたいなジョッキーになりたいと思いますが、今はまず地方で1つずつ積み重ねていきたいです」と抱負を語った。

 最後には「新潟の皆さんの前で初勝利できてうれしいです」と締めくくった。