全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部) 松島美空が4連覇&3世代制覇

AI要約

全農杯2024年全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)が兵庫で行われ、松島美空が4連覇を達成し、丹羽颯音や樽井陸らも優勝。

松島美空は小学生Tリーガーとして警戒される中、フォアを強化して優勝。榎本和奏を破るなど圧倒的な戦いぶりを見せた。

他にも鈴木希華、相原志綸、川口あさひらが初優勝を果たすなど、激戦が繰り広げられた。

全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部) 松島美空が4連覇&3世代制覇

 「全農杯2024年全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)」(スポニチ後援)は28日、兵庫・グリーンアリーナ神戸で最終日の競技を行った。

 ホープス(小学6年以下)女子は5年の松島美空(京都カグヤライズ)が21年のバンビ(小学2年以下)、22、23年のカブ(小学4年以下)に続き4連覇となり、3世代制覇も達成した。小学生Tリーガーは周囲から研究されることが多いが、得意のバックを警戒されるのを逆手にとってフォアを強化。

 村松心菜(東京・羽佳卓球倶楽部)との準々決勝では0-6から逆転するなどフルゲームでしのぐと、その後は5年生対決となった榎本和奏(大阪・貝塚卓球アカデミー)との決勝まで1ゲームも落とさず勝ちきった。「決勝まではピリピリしていたけど、決勝は3-0で勝ててよかった」と喜んだ。

 ホープス男子は丹羽颯音(大阪・Dream卓球ク)が初優勝。カブ男子は樽井陸(香川・イトウTTC)が一昨年のバンビ、昨年のカブに続いて3連覇。カブ女子は鈴木希華(千葉・マイダス)、バンビ男子は相原志綸(香川・あいはらスクール)、同女子は川口あさひ(東京・偉関TTL東京)がそれぞれ初優勝となった。