ロス五輪採用「オブスタクルスポーツ」初の日本選手権開催 徳島県吉野川市の国内初公認施設で10月、出場選手募集

AI要約

10月13日に吉野川市で日本選手権が開催される障害物レース「オブスタクルスポーツ」について。

吉野川コースは国内初の公認施設で、全長100メートルの施設を持つ。

競技は男女シニアとU18の4クラスで実施され、参加資格や応募方法などが詳細に述べられている。

ロス五輪採用「オブスタクルスポーツ」初の日本選手権開催 徳島県吉野川市の国内初公認施設で10月、出場選手募集

 吉野川市鴨島町知恵島に国内初の公認施設として誕生した障害物レース「オブスタクルスポーツ」の吉野川コースで10月13日、初めての公式大会となる日本選手権が開かれる。主催する日本オブスタクルスポーツ協会(JOSA、東京)が出場選手を募集している。

 吉野川コースは、国際オブスタクルスポーツ連盟の基準に準拠した全長100メートルの施設。これまで国内に公認施設がなかったため公式大会は開かれたことがなく、日本選手権も第1回大会となる。

 競技は18歳以上を対象にした男女のシニアと、U18(15~17歳)男女の計4クラスで実施。コース上の12の障害物を全てクリアしてゴールするまでのタイムを競う。同じ障害物で2回失敗したり、3分以内にゴールできなかったりした場合は失格となる。

 応募資格は、JOSAに会員登録(本年度は入会金、年会費無料)した上で▽4月に吉野川コースで行われたデモ大会のタイムトライアルに出場▽同コースを体験済み▽オブスタクルスポーツや類似競技の経験を持つ―のいずれかを満たす選手。参加費1万1千円(傷害保険料込み)。

 雨天時は翌14日に順延する。観戦は無料。出場申し込みや問い合わせは専用フォームから。申し込みは9月10日までだが、定員(計80人)に達し次第、締め切る。

 JOSAは「2028年ロサンゼルス五輪から近代五種の新種目としてデビューするオブスタクルスポーツは大きな可能性を秘めて羽ばたこうとしている。絶好のチャンスにぜひチャレンジしてほしい」と参加を呼びかけている。