張本・早田ペアの撃破に“笑顔” 感情を抑えきれなかった北朝鮮コーチの表情に脚光「思わず口を押えて、隠そうとした」【パリ五輪】
世界をあっと言わせた番狂わせには、勝者チームの関係者たちも驚きを隠せなかったようだ。
張本智和、早田ひな組が北朝鮮のペアに敗れ、初戦敗退のショッキングな結末となった。
北朝鮮のコーチが見せた喜びの表情は、長期にわたる努力と訓練の成果を物語っている。
世界をあっと言わせた番狂わせには、勝者チームの関係者たちも驚きを隠せなかったようだ。
現地時間7月27日、パリ五輪の卓球混合ダブルス1回戦が行われ、第2シードの張本智和、早田ひな組は、北朝鮮のリ・ジョンシク、キム・クムヨン組と対戦。1-4（5-11、11-7、4-11、13-15、10-12）で敗れ、まさかの初戦敗退となった。
リ・ジョンシク、キム・クムヨンのペアは見事だった。主導権を握った第1ゲームを制して先手を取ると、「はやひな」ペアの反撃が始まってからもペースは乱さず。勝負の第5ゲームは10-10のデュースまで持ち込まれながらも、2連続得点で勝負を決めた。
メダル候補だった日本の黄金ペアを打ち破った。その事実に指導者の表情も思わず緩んだ。中国メディア『捜狐』は、試合終了直後に緊張が解け、ニヤッと笑みを浮かべ、喜びを抑えきれない北朝鮮コーチの表情をクローズアップ。「大会に混乱を生じさせた北朝鮮。その結果にコーチも感情を抑えきることができなかったようだ」と紹介した。
張本と早田ペアの敗戦を「驚きに満ちたものになった」と伝えた同メディアは、「北朝鮮のコーチが見せた表情は、彼の背後にある献身と努力を反映している」とも記し、こう続けている。
「思わず口を押えて、笑顔を隠そうとしたほどだったコーチの抑えきれない笑みは、北朝鮮卓球チームの長期にわたる訓練と日々の努力を物語る。結果は大きな勝利に対する褒美でもある」
五輪の大舞台で見事なアップセットを演じた北朝鮮。その勝利に対する反響は止まらない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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