堀厩舎のドゥラメンテ産駒ファイアンクランツV 佐々木騎手「乗りやすかった」/新馬戦

AI要約

新馬戦でドゥラメンテ産駒のファイアンクランツが白星を挙げた。

佐々木騎手は馬の落ち着きや距離への適性を高く評価。

ファイアンクランツはドゥラメンテの血統を受け継ぎ、注目を集めている。

<札幌5R>◇28日◇2歳新馬◇芝1800メートル◇出走12頭

 ドゥラメンテ産駒最終世代のファイアンクランツ(牡、堀)が初陣を白星で飾った。

 道中は好位で運び、3コーナー過ぎに早くも先頭に立つと、2着ロパシックの追い上げを1馬身差で封じた。勝ち時計は1分50秒5(重)だった。

 この日、3Rから3連勝とした佐々木騎手は「少しメンタルに注意しないといけない馬なんですけど、厩舎の方で調整していただきました。ゲートでもおとなしかったですし、スタートも速かったです。終始落ち着いていて競馬では乗りやすかったです。距離はもう少し延びても大丈夫だと思います」と評価していた。

 馬主サンデーレーシング所有と堀厩舎所属は父ドゥラメンテと同じで、母カラフルブラッサムは12年阪神JFで5着に入っている。2歳上の半兄コスタノヴァ(牡4、木村、父ロードカナロア)は7戦5勝でダート界の新星として注目されている。