移籍志願騒動から一転…ナポリ残留の主将ディ・ロレンツォが弁解「コンテのために残ったのではない」 | セリエA

AI要約

ナポリの主将ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォがクラブに残留を決めた理由について語る。

ディ・ロレンツォがクラブと自身の関係性、ファンとの信頼の回復に言及。

結局のところ、自身の意思でクラブに残留し、新シーズンに臨む構え。

移籍志願騒動から一転…ナポリ残留の主将ディ・ロレンツォが弁解「コンテのために残ったのではない」 | セリエA

【欧州・海外サッカーニュース】ナポリの主将ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォが26日、クラブの合宿先カステル・ディ・サングロで行われた記者会見に出席し、ナポリ愛を強調した。

王者として臨んだ昨シーズン、成績低迷が続いてリーグ戦を10位で終え、欧州カップ戦出場権を逃したナポリ。主将を務めていたジョヴァンニ・ディ・ロレンツォは、クラブとの契約が2028年まで残っているにもかかわらず、シーズン終了後、退団の意思を固めてクラブに移籍を志願したことが報じられた。

しかしチーム再建の任務を託され、ナポリへやって来たアントニオ・コンテ新監督らの説得を受け、一転してナポリ残留を決断したディ・ロレンツォ。ナポリ主将はプレシーズン合宿の会見の席で、自身の去就を巡る顛末に言及した。

「ひどいシーズンを終えた後、ナーバスになる瞬間があった。だがいま、僕の関心があるのは、僕の意思がナポリに残りたいというものだったということだ。僕は自分がいたいと思う正しい場所にいる」

ディ・ロレンツォは、残留の決断は自身の意思であり、慰留を試みたコンテのためではないことを強調した。

「コンテとは、何度か話をした。だが1つ言っておきたい。彼や(ジョヴァンニ)マンナSD(スポーツディレクター)、(アウレリオ)デ・ラウレンティス会長は、重要な役割を担った。しかし僕が残留した理由は、自分がナポリに残りたいと思ったからだ」

「コンテのために残留したわけではない。そこは明確にしておきたい。監督のために残ったのではなく、ナポリで居心地が良いから残ったんだ。僕のことをよく知っている人たちは、僕がどれほどこのチームでプレーすることを大切に思っているのか知っている。ファンの一部が、まだ僕を恨んでいることは分かっている。まだ僕に怒っているファンの信頼を再び獲得できるかは、自分次第だ」