福田師王が先制弾を含む3得点関与の大活躍…ボルシアMG監督が指摘する20歳FWの強みとは?

AI要約

ボルシアMGはフォルトゥナ・シッタートとのテストマッチで福田師王が全得点に関与し、ジェラルド・セオアヌ監督は満足の表情を見せた。

福田は先制点を挙げると、後半に追加点を決める活躍を見せた。セオアヌ監督はテストマッチ全体の評価も行い、チームの調子の向上を期待している。

ボルシアMGはプレシーズンキャンプに向けて移動し、キールやイプスウィッチ・タウンとのテストマッチを控えている。

福田師王が先制弾を含む3得点関与の大活躍…ボルシアMG監督が指摘する20歳FWの強みとは?

ボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)のジェラルド・セオアネ監督は、フォルトゥナ・シッタートとのテストマッチ(3-1)で全得点に関与したFW福田師王についても語った。地元紙『ライニシェ・ポスト』が伝えている。

ボルシアMGは25日にシッタートと対戦。プレシーズン2試合目となったこの一戦ではDF板倉晃が軽傷のため欠場したが、スコアレスで迎えた後半からピッチに立った福田は大きな存在感を発揮。49分にはボックス内でのドリブルから左足のシュートを沈めて先制点を奪うと、56分には勝ち越しゴール、80分には追加点につながるPKの獲得の起点となった。

セオアヌ監督は試合後、「満足のいくテストだった」とコメント。「全体的に、相手にほとんど何も許さなかった。もちろん、より多くを求めることはできるが、我々がこれまでの最初の2週間半何をしてきたか考えれば、リズムがさほど良くなかったことは理解できる」とプレシーズンの疲労による影響を示唆しながら語った。

同監督は続けて、アラサヌ・プレアが起点となり福田が奪った先制ゴールの場面に言及している。

「後半から我々にはシオウ・フクダという狭いスペースが得意な選手がいた。それにアラサヌ・プレアは(相手DFラインとMFライン)間のスペースでのプレーが上手いことが最初のゴールで示されただろう」

なおボルシアMGは26日にドイツ南部のテーゲルンゼーで8月2日までのプレシーズンキャンプへ出発。29日にはFW町野修斗が所属するブンデスリーガ昇格組のホルシュタイン・キール、キャンプ最終日にはプレミアリーグ昇格組のイプスウィッチ・タウンとのテストマッチを予定している。