【日本ハム】新庄監督が後半戦初戦が動いた!加藤投手Cがベンチ担当、三塁Cは森本Cが復帰

AI要約

日本ハムが1軍首脳陣の試合中の役割を一部変更。森本稀哲コーチが三塁コーチに復帰。加藤武治コーチがベンチ担当。投手コーチの役割変更は今季2度目。

前半戦には谷内亮太コーチや武田久コーチが変更されたが、後半戦初戦で森本コーチ、加藤コーチが新たな役割に就いた。加藤コーチが試合中にコメントも発表。

投手コーチのローテーションは計画通り進行。ブルペン連携強化を目的に、指揮官は建山コーチにも変更を実行する考え。

【日本ハム】新庄監督が後半戦初戦が動いた!加藤投手Cがベンチ担当、三塁Cは森本Cが復帰

<日本ハム-西武>◇26日◇エスコンフィールド

 日本ハムが1軍首脳陣の試合中の役割を一部変更した。後半戦初戦から攻撃時の三塁コーチに森本稀哲外野守備走塁コーチ(43)が復帰。ベンチ担当の投手コーチは加藤武治投手コーチ(46)が務めた。

 三塁コーチは7月10日西武戦(ベルーナドーム)から谷内亮太内野守備走塁コーチ(33)が務めていた。その際に新庄剛志監督(52)は「何試合かは(森本コーチに)遠くで見させて、感覚を取り戻させる。ちょっとリラックスするところでベンチにいなさいよと伝えてます」と話していた通り、後半戦初戦から再び森本コーチを三塁コーチに戻した。

 投手コーチの試合中の役割が変わるのは今季2度目。最初は6月12日中日戦(エスコンフィールド)で、それまでベンチ担当だった建山義紀投手コーチ(48)がブルペン担当となり、ブルペン担当だった武田久投手コーチ(45)がベンチ担当となっていた。その際に新庄監督は意図について「(武田コーチに)僕の考えを隣にいさせて(理解してもらう)。一時、武田君に隣にいてもらって、次は加藤君(加藤武治投手コーチ)に隣にいてもらって。どんどんどんどん僕のやりたい野球っていうところを伝える」と説明していた通り、後半戦初戦から加藤投手コーチをベンチ担当に据えた。

 これまで試合時はブルペンも含めてベンチ入りしていなかった加藤投手コーチだが、この日は試合中に先発の加藤貴について「低めを中心に丁寧に投球できていて、調子は良いと思います。2巡目からは、インコースなど厳しいところを攻めていければ相手も嫌がるので、コースを広く使って投げてほしいです」と球団を通じてコメントした。

 この「投手コーチ・ローテーション」は今年初めから温めていたプラン。試合中のブルペンとの連携強化につなげたい狙いもあり、指揮官は「また建山コーチには(ベンチ内で隣に)戻ってもらう。ブルペンの気持ちも分かるだろうしね。それだけのことです」とも説明していた。