【アーチェリー】初出場・野田紗月は12位 ランキングラウンドで世界新記録も誕生

AI要約

アーチェリーの個人、団体のトーナメント組み合わせを決めるランキングラウンドが行われ、初出場の野田紗月が12位に入った。

野田紗月はプレッシャーを感じつつも、リラックスした状態で予選を迎え、日本女子唯一の出場選手として頑張っている。

イム・シヒョンが694点で世界新記録を樹立した。

 ◇パリ五輪 アーチェリー(2024年7月25日 アンバリッド)

 アーチェリーの個人、団体のトーナメント組み合わせを決めるランキングラウンド(72射、720点満点)が行われ、女子は初出場の野田紗月(24=ミキハウス)が666点をマークして12位となった。

 途中で一度は20位近くまで順位を下げたが、終盤に盛り返し「緊張するかなと思っていたけど、意外と落ち着いていた。自信を持って臨めた」と笑顔で振り返った。

 日本女子では唯一の出場。プレッシャーもありながら、パリに入ってからリラックスした日々を過ごしている。選手村では女子ホッケー日本代表の選手たちと同じ部屋で、早くも打ち解けた。時間があれば自転車で散策し、公式グッズが売っているショップなどを訪問。うまく気分転換を図りながら予選ラウンドを迎えた。

 今後は個人、混合団体へと向かう。「(予選の)ミスを修正しながら。1本目からしっかりと自分のリズムをつくって、1試合ずつ勝っていけたら」。昨年の世界選手権で3位に入った実力者が一戦必勝で挑む。

 また、1位のイム・シヒョン(韓国)が694点で世界新記録を樹立した。