【セブンズ】男子代表 パリ五輪全競技の日本初陣で黒星 NZに12―40で完敗

AI要約

日本代表がパリ五輪7人制ラグビー男子1次リーグでニュージーランドに12-40で敗れる

日本はトライを奪い一時同点に追いつくも終盤にニュージーランドに押され敗北

男子代表は低迷が続いており、五輪王者を目指すニュージーランドに完敗

【セブンズ】男子代表 パリ五輪全競技の日本初陣で黒星 NZに12―40で完敗

 ◇パリ五輪 7人制ラグビー男子1次リーグA組 日本12―40ニュージーランド(2024年7月24日 フランス競技場)

 全競技を通じて日本選手団で最も早く初戦を迎えた男子代表は、21年東京五輪銀メダルのニュージーランドに12―40で敗れた。同日に行われる1次リーグ第2戦・アイルランド戦で今大会初勝利を目指す。

 日本は7点を追う前半2分過ぎ、ケレビ・ジョシュア(愛知)が放った裏スペースへのグラバーキックを津岡翔太郎(日本協会)が獲得し、鮮やかなトライで一時は同点に追い付いた。しかし直後のキックオフボールの獲得失敗から一挙にトライを奪われると、さらに2トライを追加され7―26で折り返し。後半も2トライを追加され、初の五輪王者を目指す王国に完敗した。

 昨秋の五輪アジア予選を制し、16年リオデジャネイロ大会以来の自力出場を決めた男子代表だが、その後の国際大会では低迷続き。22年のリーグワン創設によりトップ選手を招集しづらい状況が低迷に拍車を掛け、国際サーキット大会のワールドシリーズは今季も昇格を逃していた。

 男子代表は7人制ラグビーが初めて採用されたリオデジャネイロ大会の初戦でニュージーランドを破り、世界に衝撃を与えた。8年前の再現はならなかったが、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を目指し、1次リーグの残り2戦に全力を注ぐ。