【アイビスSD】大敗の前走は度外視…メディーヴァル千直適性高く侮れない存在だ

AI要約

メディーヴァルは前走で不利を受けたが、千直適性が高く侮れない存在として注目されている。

モズメイメイは前走で低評価を覆し、速力を持つ馬として期待されている。

グレイトゲイナーやディヴィナシオンも好調な状態で、注目の馬として見逃せない。

【アイビスSD】大敗の前走は度外視…メディーヴァル千直適性高く侮れない存在だ

<栗東トレセン>

メディーヴァルの前走はスタートで挟まれ、本来の先行策が取れなかった。昨年の韋駄天Sを勝っていることから、千直適性は高く、侮れない存在だ。寺島調教師は「前走は度外視でいいと思います。千直は悪くないですし、真ん中より外の枠を引ければ。状態面も変わらずきています」と期待を寄せた。

モズメイメイは前走の北九州記念で、16番人気の低評価を覆して3着に善戦した。昨年の葵Sを逃げ切ったように速力があり、初の直線競馬に対応できれば楽しみな一頭だ。音無調教師は「もともとここを使いたいと思って前走は、その叩き台で使った。前走のように出たなりで乗ってもらえれば」と語った。

グレイトゲイナーはオーシャンS以来、約5カ月ぶりの実戦。清水亮助手は「放牧先でフレグモーネを発症してしまい、ここまで延びましたが、十分に乗り込めていますし、仕上がりはいいです」と好気配をアピールする。続けて「精神的にも大人になってきていますし、だいぶ力をつけてきています。ある程度のポジションを取れればやれていいです」と力を込めた。

ディヴィナシオンの近走は振るわないが、昨年のオーシャンSで2着に好走しており、重賞でも戦える力を持っている。清水亮助手は「2走前の千直では伸びてきていたが、前が詰まって…という内容でした。スムーズなら通用していい能力がありますし、調教にもへこたれず状態は維持できています」とうなずいた。