【オールスター】巨人山崎伊織の顔写真が別人のものに…「同期が映っていました」

AI要約

全セの巨人山崎伊織投手がマウンドで存在感を示す。初球で驚きの73キロの投球を披露し、笑顔で対戦を楽しむ姿が印象的。

山崎伊織投手はビジョンの写真で同い年のチームメイトの顔写真が使われていたハプニングにも動じず、2イニングを3安打無失点の活躍を見せる。

名前を広めていくために、山崎伊織投手は異名で覚えられることに前向きな姿勢を示す。

【オールスター】巨人山崎伊織の顔写真が別人のものに…「同期が映っていました」

<マイナビオールスターゲーム2024:全パ-全セ>◇第1戦◇23日◇エスコンフィールド

 全セの巨人山崎伊織投手(25)が、あらゆる場面で存在感を示した。まずはマウンドから。8点リードで迎えた3回守備。2死から全パの日本ハム万波を迎えた。初球で観客の度肝を抜いた。山なりの73キロ。ファウルにした万波のヘルメットは吹っ飛び、万波の鮮烈の赤髪が丸出しとなった。2球目はさらに緩く71キロでボールの判定。カウント1-1からの3球目も超スローカーブで左中間フェンス直撃の二塁打とされたが、笑顔で対戦を楽しんだ。「(捕手の山本の)サインで投げました。でも、シーズン中でも投げてるボールなんで」と得意げだった。

 違う意味でも、注目を集めた。エスコンのビジョンに使われた顔写真は、同い年の育成右腕・巨人山崎友輔投手(26)の写真が使われていた。山崎伊織本人は、当初は気付いていなかったという。「(3回先頭を)ファーストゴロに終わった時に、丸さんが(岡本)和真さんになんか指差して言ってたんで、なんやろうな思ったら同期が映っていました(笑い)」。ハプニングにも動じず、2イニングを3安打無失点。「歩く時に名前とか覚えてもらえたらいいなと思いますすけど。違う名前で、顔で覚えられるかもしれないです」と結果で名を広めていく。