コパ活躍で再びスペイン行きの切符? 日本戦で得点の10番にソシエダなど5クラブが関心報道

AI要約

コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスがコパ・アメリカで活躍し、サンパウロとの契約解除を目指し、欧州に舞台を移す可能性がある。

スペインの複数クラブがハメスに関心を持ち、5つのクラブが争奪戦を繰り広げる見通しである。

W杯での才能発揮の後、欧州で不本意な結果を残してきたハメスが、スペインでの新たなチャンスに期待が寄せられている。

コパ活躍で再びスペイン行きの切符? 日本戦で得点の10番にソシエダなど5クラブが関心報道

 今年のコパ・アメリカ(南米選手権)でコロンビア代表を決勝に導いたMFハメス・ロドリゲスは現在、ブラジル1部サンパウロに所属しているが、欧州の舞台に戻る可能性があるようだ。スペインメディア「Todofichajes」が報じている。

 コパ・アメリカで1得点6アシストを記録して、コロンビア代表の準優勝に貢献したハメス・ロドリゲスだが、サンパウロとの契約を近日中に解除する見込みだという。記事では、「ブラジルのチームは、強制力のある選手との契約があるが、彼の年俸を抑えて新たなMFの選手を連れてくることがベストだと判断している。ハメスは新天地が探しやすくなるようにフリー移籍を求めており、スペインを最優先に考えている」と伝えた。

 そして、すでにスペインの複数のクラブが、かつてレアル・マドリードに所属したハメス・ロドリゲスに関心を持っているという。

「レアル・ソシエダ、セルタ、アトレティコ・マドリード、さらにベティスが、かつてポルト、モナコ、レアル・マドリードでプレーした選手のオプションになっているが、バレンシアもサプライズでそこに加わる可能性がある。コロンビア人の代理人であるジョルジュ・メンデス氏は、バレンシアのオーナーであるピーター・リム氏と近い関係にあり、移籍市場に爆弾を投じる可能性がある。33歳にしてハメスは、スペインで2度目のチャンスを模索している」

 記事によれば、5つのクラブが争奪戦を繰り広げる可能性があるようだ。

 2014年にブラジルで開催されたW杯で10番を背負い、日本戦を含めて計6ゴールでゴールデンブーツ(得点王)を獲得し、若くから才能を評価されていたものの、欧州では能力を発揮し切れていなかったハメスだが、新たなチャンスを掴むことはできるだろうか。