聖和学園が19安打で春夏通じて悲願の初甲子園!仙台育英が投手陣打たれて敗退【2024夏の甲子園・宮城】

AI要約

聖和学園は3連覇を狙った仙台育英を破り、初優勝。春夏通じて初の甲子園出場を果たす。

聖和学園は仙台育英の好投手を攻略。山口投手や武藤投手に対して6点を奪い、19安打猛攻で勝利。

斎藤投手や佐藤選手の活躍で優勝を決め、2年前の敗北を晴らす。聖地甲子園に自信を持って挑む。

聖和学園が19安打で春夏通じて悲願の初甲子園!仙台育英が投手陣打たれて敗退【2024夏の甲子園・宮城】

<第106回全国高校野球選手権宮城大会:聖和学園8-5仙台育英>◇23日◇決勝◇楽天モバイルパーク宮城

 聖和学園は3連覇を狙った仙台育英を破って初優勝。悲願の春夏通じて初の甲子園出場を手にした。

 仙台育英の好投手を攻略してみせた。先発の151キロ右腕、山口 廉王投手(3年)に対して、初回に1点を先制すると、1対2で迎えた3回にはスクイズなどで3点を挙げて逆転。この回途中で山口をKOした。

 5回には2番手の148キロ左腕・武藤 陽世投手(3年)を攻めて押し出し四球を含めて2点を追加。いずれも好投手に対してコンパクトなスイングでのヒットを重ねて計6点を奪った。

 4番・佐藤 煌馬内野手(2年)は4安打3打点の大活躍。結局、5投手を相手に放ったチーム19安打猛攻を引っ張った。

 先発の斎藤 佑樹投手(3年)は右横手から左右のコーナーに丁寧に投げ分ける投球で、仙台育英打線相手に7回途中4失点。元日本ハム投手の斎藤佑樹さんと同姓同名の右腕が、勝利に大きく貢献した。2番手の千葉 桜太投手(3年)が最後は反撃を振り切って優勝をつかんだ。

 2年前の決勝、今年の春と対戦していずれも敗れていた相手に、勝負の夏で勝利。大きな自信を胸に悲願の聖地に挑む。