「東京プリンセスカップ」トーナメント組み合わせが決定。プリプリ王者・渡辺未詩は1回戦でタッグ王者・遠藤有栖と激突【TJPW】

AI要約

東京女子プロレスが7月22日、AbemaTowersで第11回東京プリンセスカップの組み合わせ抽選会を行い、好カード目白押しのトーナメントが発表された。

全19選手がエントリーし、7・28から8・25まで開催される大会では、プリンセス・オブ・プリンセス王者とプリンセスタッグ王者の対戦など注目カードが目白押し。

選手たちのコメントや試合組み合わせも発表され、各選手が意気込みを語る中、優勝候補や注目選手の名前が挙がっている。全詳細は記事にてチェック!

「東京プリンセスカップ」トーナメント組み合わせが決定。プリプリ王者・渡辺未詩は1回戦でタッグ王者・遠藤有栖と激突【TJPW】

 東京女子プロレスが7月22日、東京・渋谷区のAbemaTowersでシングルトーナメント「第11回東京プリンセスカップ」の組み合わせ抽選会を行い、1回戦、2回戦から好カード目白押しとなった。

 今大会には全19選手がエントリーし、開幕戦の7・28両国KFCホールで1回戦と2回戦、8・3新宿FACEで2回戦、8・10エディオンアリーナ大阪第二競技場で準々決勝、8・23新宿で準決勝、8・25後楽園ホールで決勝を行う。準々決勝後に、準決勝の組み合わせを決定する。

 抽選会はトーナメント枠の1番から19番までの数字が書かれた紙が入れられた封筒を、各選手が引いていく形で実施され、8・3新宿以降の参戦となる水波綾は19番とされた。都合により欠席した荒井優希、鈴芽、原宿ぽむ、大久保琉那、ザラ・ザッカーの5選手の分は、司会進行役の難波小百合リングアナが代理で引いた。その後、リングネームのアルファベット順に残りの選手が次々に引いていった。

 その結果、7・28両国での1回戦でプリンセス・オブ・プリンセス王者の渡辺未詩とプリンセスタッグ王者の遠藤有栖との激突が決定。そのほかにも瑞希vs宮本もか、鈴木志乃vs鈴芽など開幕早々、好カードがズラリと並んだ。

 渡辺は「あそこの一番を狙っています。これを勝つと全グランドスラムになるので頑張ります」と初制覇に意欲。遠藤は「私も一番を狙っているので、まずはこのシングルのチャンピオンを倒して一番になります!」と一歩も引かぬ姿勢を示した。プリプリ王座、インターナショナル・プリンセス王座、プリンセスタッグ王座を戴冠済みの渡辺は「東京プリンセスカップ」も制しての“全グランドスラム”を狙う。

 以下、トーナメントのブロックごとの組み合わせと各選手のコメント。

〇1回戦(7・28両国)

鈴木志乃 vs 鈴芽

鈴木「鈴芽さんとは何回もシングルを戦ってきているんですけど、自分のできることを死ぬ気でやろうと思ってます。よろしくお願いします。頑張ります」

〇1回戦(7・28両国)

荒井優希 vs 鳥喰かや

鳥喰「荒井さんとあまりシングルをやったことないんですけど。ベルトも持ってますけど、今回はちゃんと勝ちに全力でいきたいと思います。意外に同期なので負けたくないです」

〇2回戦(8・3新宿)

荒井 vs 鳥喰の勝者 vs 上原わかな

上原「私はシードだったんですけど、荒井さんかかやさん、どちらが勝っても初シングルになるので、今回は気合を入れて臨みたいと思います」

〇1回戦(7・28両国)

瑞希 vs 宮本もか

瑞希「私はここの一番を狙っているんですよ。でも一人はさびしいので、応援してくれている皆さん、一緒に戦ってください。頑張ります」

宮本「まずは瑞希さんを倒して上に行きたいと思います」

〇1回戦(7・28両国)

遠藤有栖 vs 渡辺未詩

〇2回戦(8・3新宿)

遠藤vs渡辺の勝者 vs ザラ・ザッカー

〇1回戦(7・28両国)

原宿ぽむ vs 上福ゆき

上福「毎年“トーナメントは大嫌い”と言わせていただいているんですけど、最近ファンの方からも、物販とかで後ろ向きというか“そんなふうに言わないで頑張ってよ!”って言われましたし。先日還暦を迎えた母からも、あんまり物事に対して“イヤだな”とかネガティブなことを言うんじゃないよと怒られたので、明るく元気に頑張ろうと思います」

〇1回戦(7・28両国)

大久保琉那 vs 愛野ユキ

愛野「私ずっと悔しくてモヤモヤしてて。この前も人の試合を見て、すごすぎて自分が戦える相手じゃないんじゃないかと思ってしまったりして。でも私をずっと応援してくれて、期待してくれている人たちはいるし、やっぱり私の中にも欲があるし。だからどんなモヤモヤも、どんな相手もぶっ飛ばして、暑い夏を制します」

〇2回戦(8・3新宿)

大久保 vs 愛野の勝者 vs 中島翔子

中島「琉那には申し訳ないけど、ユキに勝ち上がってもらって、ユキと試合したいなという気持ちがまず一番にきたのが正直な気持ちですね。私もキャリア10年をオーバーして、この東京女子プロレスで生き残っていくためには、今の自分じゃダメだと、つくづくアジャ(コング)さんと試合をして感じたので。何か新しいものをつかんで、殻を破っていく。そんなトーナメントにしたいです。もちろん優勝以外は意味がありません。優勝しないならお前は死んだほうがましだという気持ちで、私は命がけでやってやります」

〇2回戦(8・3新宿)

辰巳リカ vs 凍雅

辰巳「私はこの前ベルトを逃してしまったんですが、ここでちゃんと結果を出せば、ベルト戦線に最短でまた浮上できると思うので、今年こそ初優勝を果たしたいと思います。それに2人(凍雅と風城)は初参加だと思うんですけど、もちろん蹴散らすし、記念受験ならぬ記念トーナメントにさせます。アニキ(水波)がいる山なので、私はアニキと当たりたいです。アニキと戦いたい。それで熱々にして、今年の夏、終わらせます」

凍雅「私は初出場で、リカさんともそんなに試合で当たることもあまりなかったので、こういう形でシングル、がっつり当たれるのは楽しみなんですけど。リカさんの試合を見てて狂気じみているというか、クレイジーさが目立つというのはあるんですけど、そのクレイジーさとかを上回って、私が勝ち進みたいと思います」

〇2回戦(8・3新宿)

風城ハル vs 水波綾

風城「水波さんということで、私にとっては信じられないほど強い相手だし、名前を聞くだけで腰が引けちゃうぐらい、怖い気持ちはでかいんですけど。でも初めてのトーナメントで水波さんと当たれるということは、すごい強運だと思うので、勝って優勝を目指して頑張りたいと思います」