今治造船など建造の船が「シップ・オブ・ザ・イヤー」に【愛媛】

AI要約

今治造船と神奈川県に本社を置くジャパンマリンユナイテッドが共同で建造したコンテナ船が、今年の「シップ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれました。

受賞は、造船技術や環境性能の高さ、短期間での船の製造、輸送効率の向上などが評価されたものです。

今治造船の受賞は6年ぶり4度目であり、同社の技術力と業績の高さが再度認められました。

今治造船など建造の船が「シップ・オブ・ザ・イヤー」に【愛媛】

製造技術や環境性能などに優れた船に贈られる、今年の「シップ・オブ・ザ・イヤー」に、今治造船などが共同で建造したコンテナ船が19日、選ばれました。

シップ・オブ・ザ・イヤーは、日本船舶海洋工学会が毎年表彰していて、日本で建造された船を対象に、高い造船技術や燃費など環境への負荷を中心に優れた船が選ばれています。

今回選ばれたのは、今治造船と神奈川県に本社を置くジャパンマリンユナイテッドが共同で建造した「ワン・インフィニティー」「ワン・イノベーション」の2隻です。

これらの船はいずれも全長約400mで、世界最大級のコンテナ積載能力があり、わずか半年で、この2隻と同じ型の船を6隻製造したということです。

今回の受賞は、こうした短期間で造り上げる技術力の高さに加えて、他の船よりも輸送効率が大幅に上昇するなど、環境負荷の面からも評価されたとしています。

なお、今治造船の受賞は6年ぶり4度目ということです。