【五輪代表】佐々木雅士「少しでもチームの力になれれば」鈴木海音「気持ちはもう1戦目に集中」

AI要約

パリオリンピック(五輪)サッカー男子日本代表が1次リーグ初戦パラグアイ戦に向けて調整した。

バックアップメンバーが合流し、22人全員がトレーニングした。大会規定の変更で18人を選ぶ方式になり、急きょチームに合流した選手たちも準備に取り組んでいる。

メンバーはリラックスした雰囲気で練習に取り組み、それぞれがチームへの貢献意識を示している。

【五輪代表】佐々木雅士「少しでもチームの力になれれば」鈴木海音「気持ちはもう1戦目に集中」

 【ボルドー(フランス)22日=佐藤成】パリオリンピック(五輪)サッカー男子日本代表が1次リーグ初戦パラグアイ戦(24日)に向けて調整した。

 バックアップメンバーのGK佐々木雅士(22=柏レイソル)、DF鈴木海音(21=ジュビロ磐田)、MF植中朝日(22=横浜F・マリノス)が前日に合流し、22人全員がそろって約1時間トレーニングした。報道陣に公開された冒頭15分間では、リラックスした雰囲気でステップなどのメニューをこなした。

 大会規定の変更で、バックアップメンバー4人を含めた22人から、体調面などを考慮して試合ごとに18人を選ぶことができる方式になった。当初は帯同予定がなかったが、急きょチームに合流することとなった。

 GK陣に加わった佐々木は「メンバーの一員として参加できるのは楽しみ。少しでもチームの力になれればと思います」と思いを明かした。さらに「プレーではもちろん、雰囲気作りだったり、GK練習の中で声出したりできる。キーパーチームで浜野(征哉GKコーチ)さんも含めて、良い緊張感と固くなりすぎずに、そういう雰囲気作りは意識していきたい」と語った。

 20日のリーグ戦にフル出場した鈴木は「ちょっと合流は遅れましたけど、気持ちはもう一戦目に集中してますし、それを前からいた18人だけじゃなくて後から加わった選手も含めて全員でいい準備をしていくことがすごく大事だと思う」と自らの役割を説明。「練習から100%を出して、このチームの勝利に貢献できるように、それは試合でピッチで示すことももちろんそうですけど、やっぱり練習からそういう姿勢を常にみせ続けて、準備すればいい」とアピールを続けていく姿勢を示した。