【大村ボート(ナイター)SGオーシャンC】抽選は〝自然なルール〟

AI要約

6月に尼崎で行われたSGグラチャンでは、セット交換に疑問の声が上がったが、大村では新たな措置が設けられ、公平性が期されている。

前検日ではキャリボの抽選が行われ、全てが抽選であるこの世界の自然なルールを感じる。

5Rでは船岡洋一郎の26号機が評価され、ターン回りが気になるものの、差し切る力を持っている様子。

【大村ボート(ナイター)SGオーシャンC】抽選は〝自然なルール〟

<22日・大村ボート・前検日>

<記者コラム・橋口文子の展開の文(あや)>

 6月に尼崎で行われたSGグラチャンは、半数近い選手がセット(シリンダー、ピストン、リング)交換を施し、抽選で割り当てられた元のエンジンとは全くの別物になってしまうことに対して、疑問の声が上がった。

 大村は新エンジン5節目の今節から、整備の制限がなくなるのだが、そんなグラチャンの状況も受けて、公平性を期すために新たな措置が設けられることになった。それは今後、▽セット交換なし▽シリンダー交換なし(事故などは除く)▽キャリーボディー交換は抽選-というルール。前検日は全員がS特訓を終えた後にキャリボの抽選が行われた。

 思えばボート交換も抽選。この世界は全てが抽選というのは自然なルールだと思う。

 ▼5R 船岡洋一郎の26号機は初下ろしから評価が一定している。それは「伸びは少しいいが、出足、ターン回りはもう少し」というもの。船岡の前検評価もほぼ同じ。決して悪い雰囲気ではなく、気になるターン回りも引き波が1本だけなら差し切る力はありそう。2―134―134。