尊富士「相撲を取る感覚を忘れて、気合いの勝負」 独自のケガとの付き合い方を明かす

AI要約

東十両2枚目・尊富士が東十両筆頭・時疾風を押し出し、途中出場から2連勝を収めた。

尊富士は右足首の怪我が完全に回復していない状態で相撲を取っており、気持ちで戦っていると語った。

また、相撲を取ることを避け、気合いの勝負をするという独自のケガ対策を行っている。

尊富士「相撲を取る感覚を忘れて、気合いの勝負」 独自のケガとの付き合い方を明かす

◆大相撲 ▽名古屋場所9日目(22日・ドルフィンズアリーナ)

 東十両2枚目・尊富士(伊勢ケ浜)が東十両筆頭・時疾風(時津風)を押し出して、途中出場から2連勝とした。持ち前の出足のするどい相撲にも「まあまあです」と表情を変えることなく振り返った。

 春場所で痛めた右足首の状態は「日に日に変わっている」と、決して万全ではないという。それでも、土俵に上がれば「アドレナリンが出ているので。ハードな動きはできないが、気持ちでやっている」と心持ちを明かした。さらに「相撲を取らないこと。相撲を取るとケガをするので、僕の中では相撲を取るという感覚を忘れて気合いの勝負です」と独自のケガとの付き合い方を明かした。