菊池雄星、現地メディアは「キクチ(とその他の選手たち)を売る時だ」と伝える

AI要約

菊池雄星は5勝目を期して先発登板するも、打線の援護がなく敗れる。地元紙は「売る時」との記事を掲載。

ブルージェイズは虚しい希望を捨ててユウセイ・キクチを売るべきだと報じられる。左腕の次の先発登板はトレードデッドライン直前であり、別のユニフォームを着る可能性も示唆される。

トレード市場で売り手に回るべきだと指摘されたブルージェイズは、勝利を積み上げることが必要。キクチを放出するべき理由や他の選手も売却すべきとの論調が続く。

菊池雄星、現地メディアは「キクチ(とその他の選手たち)を売る時だ」と伝える

ブルージェイズの菊池雄星は現地7月20日(日本時間21日)、本拠地ロジャースセンターでのタイガース戦に今季5勝目を期して先発登板するも、打線の援護がないなか、6回途中5安打4失点、8奪三振2四球の内容で降板。結局、試合はブルージェイズが3-7で敗れ、左腕は今季9敗目を喫した。

地元紙『トロント・スター』は試合後、「ブルージェイズは虚しい希望を捨ててユウセイ・キクチ(とその他の選手たち)を売る時だ」と題した記事を電子版に掲載した。

その冒頭で、「これはユウセイ・キクチによるブルージェイズでの最後の先発登板となったかもしれない」とし、「もしそうでなかったとしたら、次がそうなるだろう」と続けた。

その上で、「左腕は土曜の午後、ロジャースセンターで5回に渡り素晴らしい投球を披露し、デトロイト・タイガースに対して僅か4安打1失点に抑えつつ、8奪三振1四球とした」。

「しかし、彼は1-0とリードされた6回に、単打、四球、そして死球で塁を埋めると、ここで交代して登板したトレバー・リチャーズが、いきなりジェイク・ロジャースにグランドスラムを許した」と左腕の5回までの好投と、突如として乱れた6回について振り返った。

記事を投稿したマイク・ウィルナー記者は、左腕の今後の予定について、「キクチの次の先発登板予定は、ディフェンディングチャンピオンであるテキサス・レンジャーズとの本拠地でのシリーズが幕を開ける金曜の夜となっているが、それはトレードデッドラインである7月30日の4日前であり、その頃には、彼は別のユニフォームを着ているかもしれない」と伝えた。

また、過去にブルージェイズがトレード市場で売り手となるべき機会を逃してきた来歴について振り返った上で、「目下、アメリカンリーグ15球団のなかで12番目の成績に留まり、単に中団へ食い込むのにさえ、かなりの勝利を積み上げなければならない」と指摘。

「それがキクチを放出しなければならない理由だ」とした上で、「少なくともイーミ・ガルシア、トレバー・リチャーズ、そしてジャスティン・ターナーも出すべきであり、貰い手を探すことができれば、ジョージ・スプリンガーも同様だ」と論じている。

同記者はこのトレード市場での動きについて「選択の余地はない」とし、「給料をカットし、贅沢税の限度を下回るように努めるべきであり、そうなれば、願わくば新しいフロントを迎えるなか、来年へ向けてリセットできる」と