菊池雄星 マエケンの前で粘りの投球 ドジャース補強候補としても“注目”

AI要約

ブルージェイズ・菊池雄星投手がタイガース戦に先発し、6回途中まで好投。

序盤から無失点投球で6奪三振をマークするも、5回に先制点を許す。

菊池は自己ワーストタイの7失点を喫し、現在3連敗中。トレード市場でも注目されている。

 ◇ア・リーグ ブルージェイズ―タイガース(2024年7月20日 トロント)

 ブルージェイズ・菊池雄星投手(33)が20日(日本時間21日)、本拠でのタイガース戦に先発。6回途中まで好投した。

 菊池は初回に2死から連打を浴びてピンチを招くが、後続を断って無失点。序盤の山場を越えると、4回まで無失点投球で6奪三振の快投を見せた。

 5回には、2死から安打を許し、迎えたイバネスには左翼線に落ちる適時二塁打。先制を許し、さらに左翼手が打球をファンブルする間に、三塁まで進まれた。それでも落ち着いて追加点は許さなかった。

 6回にはタイガース3番手として前田健太投手がマウンドへ上がった。そして菊池も6回は続投。無死満塁のピンチを招き交代となった。

 前半戦最後の登板となった14日(同15日)のダイヤモンドバックス戦は、4回2/3を投げて6安打7失点。7失点はメジャー自己ワーストタイ記録となった。

 今季はここまで20試合に登板して4勝8敗、防御率4・42。現在自身3連敗中で、6月11日のブルワーズ戦を最後に白星からは6試合遠ざかっている。

 一方でチームは地区最下位に沈んでおり、7月31日のトレード期限までに、プレーオフ進出を狙うチームに菊池がトレードされる可能性も取り沙汰されている。大リーグ専門局「MLBネットワーク」の看板記者ジョン・モロシ氏は、ドジャースが今夏のトレード市場で菊池獲得に動く可能性があることを明かしている。