世界一に輝いたキレで4強入りに貢献 向上のチアダンス部員20人

AI要約

向上高校野球部が桐蔭学園を破り、神奈川大会準々決勝に進出した。

世界高校チアリーディング選手権で優勝したチアダンス部員がスタンドからグラウンドを盛り上げた。

部員らは練習を重ねて野球部に力を届け、明るい笑顔で活動していた。

世界一に輝いたキレで4強入りに貢献 向上のチアダンス部員20人

(20日、第106回全国高校野球選手権神奈川大会準々決勝 向上9―6桐蔭学園)

 等々力球場の一塁側、向上のスタンドには、今年2月にアメリカで開かれた「世界高校チアリーディング選手権」で優勝を果たしたチアダンス部員20人が駆けつけ、息の合った動きでグラウンドにエールを送った。

 部員らは世界一に輝いた際に着用したえんじ色のユニホームを身につけ、練習を重ねた約20の応援曲に合わせて、緩急をつけながらボンボンを振った。

 部長の棚倉愛子さん(2年)は「キレのある腕の動きが私たちの強み。野球部に力を届けたい」と笑顔を見せた。(堅島敢太郎)