【中日】巨人に連勝ならず最多借金7に戻る...9回に大勢を攻め立て1点差に迫るも及ばず メヒアが四球絡みの3失点で6敗目

■プロ野球　中日2ー4巨人　（20日　バンテリンドーム）

中日は巨人に連勝ならず38勝45敗6分で今季ワーストタイ借金7に戻った。先発・メヒアが3四球が失点に絡み5回途中5安打3失点で6敗目。打線は巨人の先発・グリフィンに6回まで1安打に抑えられ7回に2点を返し代打攻勢も実らず。今季の巨人戦は7勝7敗1分となった。

先発・メヒア（27）今季12度目の登板、試合前まで3勝5敗、防御率4.12。前回の7月11日・DeNA戦（横浜スタジアム）は6回を3安打1失点で勝ち負けつかず。巨人戦は来日2年目で初登板だった。

メヒアは1回、丸に四球、吉川に中安打で無死一・三塁からヘルナンデスの遊ゴロ間に1点を先制される。

スタメンは岡林、板山が外れる。1番センター・カリステ、2番セカンド・田中、3番サード・福永、4番ファースト・中田、5番レフト・細川、6番ライト・後藤、7番ショート・山本、8番キャッチャー・加藤匠、9番ピッチャー・メヒアのオーダーを組んだ。

巨人の先発・グリフィンは昨季中日戦3勝0敗、今季は中日戦初登板。1回、カリステが右安打も田中は右飛、福永は見逃し三振で走者を進められず中田は中飛に終わった。

2回の攻撃は細川、後藤、山本は三者連続空振り三振に倒れる。

メヒアは3回2死から吉川に右安打、ヘルナンデスと岡本和に連続四球で2死満塁とし大城卓にライトへ2点タイムリーを弾き返され、0ー3となる。

3回の攻撃は2死からカリステが四球も田中は空振り三振、3回まで走者はカリステのみ。4回は福永が見逃し三振、細川は力ない二ゴロ、細川は空振り三振とクリーンナップから快音が響かず。

メヒアは5回、先頭・丸に中安打、1死後にヘルナンデスに右安打、岡本和に二ゴロで2死一・三塁で橋本にスイッチ。橋本は大城卓を二ゴロに打ち取り無失点で切り抜けた。

メヒアは4回2/3を95球、5安打、3四球、4奪三振の3失点（自責3）で降板。

打線は5回も後藤、山本、加藤匠と3人で終わり5回までカリステの1安打のみ。

橋本は6回、続投し1死から岸田にライト線にツーベース、泉口に中安打、グリフィンをバント失敗の三振に取るが2死一・三塁から丸にセンター前にタイムリーを運ばれ、0ー4となる。

6回の攻撃も代打・大島は右飛、カリステは三ゴロ、田中は二ゴロと出塁できない。7回は3番手・勝野が走者を出すも無失点に抑えた。

7回の攻撃は先頭・福永が左安打、中田が右中間にタイムリーツーベースを打ち返す。さらに細川が右安打で無死一・三塁から後藤の二ゴロ間で2ー4とする。

なお1死一塁で代った巨人2番手・ケラーに代打・板山は投ゴロ、2死二塁から代打・髙橋周は申告敬遠で代走・樋口、2死一・二塁となるが代打・石橋は一邪飛に倒れた。

8回は4番手・藤嶋が岸田、泉口、代打・岡田を三者連続空振り三振に抑えた。

8回の攻撃は巨人3番手・バルドナードにカリステは空振り三振、田中は左邪飛、福永は三ゴロと3人で終わる。9回は5番手・清水が2死からヘルナンデスにヒットを許すも後続を抑えた。

9回は巨人の守護神・大勢に細川と板山のヒットで2死一・二塁から代打・岡林がレフトへタイムリーを放ち1点差に迫るも最後は石橋が凡退し試合終了。