【自動車】今季SFトヨタ陣営移籍の福住仁嶺が自身2度目PP「予選でこんなうれしいことない」
福住仁嶺(27)がポールポジションを獲得し、感極まっていた。
福住はチーム移籍後初のポールポジションを獲得。メカニックたちは喜びの涙を流し抱き合っていた。
福住は決勝でも気を引き締め、一番前からスタートできることに自信を持っていた。
<スーパーフォーミュラ 第4戦>◇予選◇20日◇富士スピードウェイ
福住仁嶺(27)が、Q2(段階予選の2回目)で1分22秒543をマークし、2021年第2戦鈴鹿以来となるポールポジションを獲得した。
岩佐歩夢(22)が0秒017差で2番手。4番手までわずか100分の3秒差以内という接戦だった。Jujuこと野田樹潤(18)はQ1で敗退し、決勝は最後尾の21番手からスタートする。
福住は今年、長年ともに戦ってきたホンダ陣営から、トヨタ陣営のKids.com Team KCMGに移籍した。チームにとっても初のポールポジション。メカニックたちは涙を流し抱き合っていた。
クールダウンラップでメカニックから「おめでとう!」と祝福された福住は「予選でこんなうれしいことないよ。みんなのおかげ。ありがとう!」と感極まっていた。
マシンを降りた後のインタビューでも「まさかポールを取れるなんて思っていなかった。チームのみんなが喜んでくれた。本当にいいチームに恵まれて良かった。決勝でも課題はいろいろあるが、一番前からスタートできるということが自信につながる。悔いのないレースができるよう、明日も頑張ります」と、決勝へ向けて気を引き締めていた。