【ONE】KNOCK OUT王者・壱センチャイジム、デビュー戦で快勝!ミドル連発でキルギス強豪を圧倒

AI要約

壱・センチャイジムがティムール・チュイコフを判定で下し、ONEデビュー戦で快勝。

壱がムエタイテクニックを駆使し、ミドルキックを軸に試合をドミネート。

壱の攻撃数で上回り、完封勝利を収めた。

【ONE】KNOCK OUT王者・壱センチャイジム、デビュー戦で快勝!ミドル連発でキルギス強豪を圧倒

 7月19日にタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された格闘技イベント『ONE FRIDAY FIGHTS 71』の124ポンド契約ムエタイにて、KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者の壱・センチャイジム(26=センチャイムエタイジム)がティムール・チュイコフ(22=キルギス)を判定3-0で下し、ONEデビュー戦で快勝した。

 壱は卓越したムエタイテクニックを誇り、端正なルックスから“職業イケメン”の異名を持つ。今年4月に古村光とKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座戦で戦い、王座を奪取。続く6月ではチョークディー・PKセンチャイジムにTKO勝利を飾った。通算戦績26勝(10KO)9敗1分。

 対するチュイコフはタイ名門タイガームエタイジム所属の若手ホープ。キルギス国内タイトルを持つ真っ向勝負の激闘派で、今年2月の『ONE FIGHT NIGHT 19』にトンプーン・PK・センチャイにKO負けした。通算戦績11勝3敗。

 1R、ミドル、ローの蹴り技でリズムを作る壱。チュイコフが前に入るタイミングに合わせ、ハイキックやパンチを浴びせる。チュイコフは壱の蹴り終わりにカウンターを狙い対抗。

 2R、前にで始めたチュイコフ。首相撲を仕掛けるも、壱が冷静に対処し投げ倒す。自分の距離で戦う壱だが、時折、チュイコフが距離を詰めて放つパンチを被弾してしまう。しかし1Rと同様にこのラウンドも壱が攻撃数で上回る。

 3R序盤から左ミドルを連発する壱。対するチュイコフは前進し右フックを当てに行く。チュイコフを懐に入らせない壱。攻撃を散らし、前足へのローでチュイコフのバランスを大きく崩す。

 判定3-0で壱の勝利。ミドルキックを軸に試合を完全にドミネート、貫禄の完封でONEデビュー白星を飾った。

『ONE FRIDAY FIGHTS 71』

7月19日タイ・バンコク ルンピニースタジアム

▼124ポンド契約ムエタイ

●ティムール・チュイコフ(キルギス)

判定0-3

○与那覇壱世(=壱・センチャイジム)