【日本ハム】新庄監督、まるでドラマのような勝利に上機嫌「視聴率18・2%ぐらいあったんじゃない?」
日本ハムがわずか2安打で勝利し、8回に石井一成内野手の決勝3ランでロッテのノーヒットノーランを阻止。
新庄監督は、前半戦を勝率5割以上で折り返すことが確定し、上機嫌。
石井の一発や田中の誕生日にピンチといったサヨナラシーンが面白い展開を見せた。
◇19日 ロッテ1―2日本ハム(ZOZOマリン)
日本ハムがわずか2安打で勝利し、8回に石井一成内野手から飛び出したチーム初安打となる決勝の3号ソロでロッテの左腕・小島のノーヒットノーランも阻止した。
新庄剛志監督は「これって(視聴率)18・2%ぐらいあったんじゃない? ドラマだったら」と上機嫌。チームは球宴前最後のカードとなったロッテとの3連戦に先勝し、3連勝で貯金2に。指揮官にとっては就任3年目で初めて前半戦を勝率5割以上で折り返すことが確定した。
7回までは小島を打ちあぐね、指揮官も「小島君がめちゃくちゃ調子良かったから、これノーヒットノーランされるんじゃないってイメージで」と振り返ったが、0―0の8回先頭で石井が早大の後輩から右翼席に会心の一発を運び、9回には早大OBキラーとして知られる慶大出身の郡司がチーム2安打目となる8号ソロを左中間席に運んだ。
新庄監督は「こういうときは一発で決まるっていう試合が多いので」と語り、値千金の一発を放った石井については「長打を打てるセカンドはめちゃくちゃ魅力なんで。このままいってもらえたらレギュラーをつかみかけるチャンスがものすごく多くなる」と称賛した。
一方で、9回にはこの日が30歳だった田中正義投手が抑えで登板したものの、3四死球などで失点し、一打サヨナラのピンチを招いてしまい、「自分の誕生日に…。視聴率を稼ぎにいくわー。面白いゲームでしたね」と苦笑いした。