IOCのゴスパー元副会長死去、90歳
国際オリンピック委員会(IOC)の副会長を務めたケバン・ゴスパー氏が90歳で病気のため死去。
ゴスパー氏は過去に五輪選手として活躍し、IOC委員及び副会長を歴任。
最近では新型コロナウイルス禍での東京五輪開催可否について国連に解決を委ねる可能性に言及した。
【パリ時事】国際オリンピック委員会(IOC)で副会長を務めたケバン・ゴスパー氏が19日、病気のため死去した。
90歳だった。オーストラリア・オリンピック委員会が同日発表した。
ゴスパー氏は陸上で五輪2大会に出場し、1956年メルボルン大会では男子1600メートルリレーで銀メダルを獲得。77年から2013年までIOC委員で、2度にわたって副会長を務めた。
21年にはIOC名誉委員として、新型コロナウイルス禍での東京五輪開催可否について国連に解決を委ねる可能性に言及したと報じられた。