【中京記念】エスコーラ 迫力の登坂!小倉千八3戦3勝、陣営「順調な仕上がり」

AI要約

エスコーラは重賞初制覇を狙うため、中内田師が手綱を取り、坂路で単走追いを行った。

福永助手は調整が順調であり、前走の反省も活かして臨むことを強調した。

小倉芝1800メートルでは絶好の成績を誇るエスコーラは、実績ある舞台で本領を発揮することを期待されている。

【中京記念】エスコーラ 迫力の登坂!小倉千八3戦3勝、陣営「順調な仕上がり」

 重賞初制覇を狙うエスコーラは中内田師が自ら手綱を取り、坂路で単走追い。ダイナミックな動きで馬場の真ん中をスイスイと登坂。4F53秒4~1F12秒3を馬なりで刻んだ。福永助手は「ここに向けて順調な仕上がりです。予定通りの調整で進められています」と出来の良さを強調した。

 長期休養明けだった3走前から3、7、9着。前走の米子Sは道中10番手で折り合ったが伸び切れず。「スローペースの上がり勝負で展開が厳しくなったけど、最後はこの馬なりの脚は使っていた」と振り返る。

 小倉芝1800メートルは3戦3勝。この舞台では一度も負けていない。中でも21年7月3日の未勝利戦で記録した1分43秒8は同舞台のレコードタイム。「実績のある舞台で少しでもいい走りができれば」。全姉サラキアは20年府中牝馬S、半兄サリオスは19年朝日杯FSを制した。良血が得意の小倉で本領を発揮する。