【日本ハム】2児のパパになったマルティネス適時二塁打、ベース上で天を見上げ亡き母に報告

AI要約

日本ハムのアリエル・マルティネス捕手が、亡き母を思いながら満塁で適時二塁打を放ち、試合を盛り上げた。

マルティネスは午前中に妻の第2子出産に立ち会い、喜びを分かち合いながらチームに貢献する決意を新たにした。

素晴らしいパフォーマンスと家族の喜びで、マルティネスにとって最高の1日となった。

【日本ハム】2児のパパになったマルティネス適時二塁打、ベース上で天を見上げ亡き母に報告

<日本ハム6-2楽天>◇17日◇エスコンフィールド

 日本ハムのアリエル・マルティネス捕手(28)は、どうしても打って報告したかった。

 3打席連続凡退で迎えた8回1死満塁。打席に入る前から「実は亡くなった母のことを考えていた」。13歳の頃に天国へ旅立った最愛の母のことを想い、左翼線へ適時二塁打。この日はルーフオープンナイター。ベース上で天を見上げて亡き母に伝えた。

 「孫が生まれましたよ」

 一塁側ベンチを見ると同僚たちが「ゆりかごポーズ」で祝福してくれていた。自身も、そのポーズをまねて満面の笑みを浮かべた。

 午前中に妻の第2子出産に立ち会った。長女エイミーちゃんに続く次女ニコルちゃんが誕生した。「エイミーとそっくり。エイミーと自分はそっくりだから、自分に似ているかな」。2児のパパは責任感も増す。「私はチームを助ける責任がある。今は他のチームメートがやってくれているけど、私もその一員にならないといけない。今日をきっかけにしたい」。最高の1日となった。