ヤマルは「2042年でもプレイしているかも」 若きスペインに“第2の黄金期”はくるか

AI要約

スペイン代表がEURO2024で全勝優勝し、黄金期の名手たちも観戦していた。現在のスペインは若手主体でポゼッションを基盤とするスタイルに変化しており、ポテンシャルは高い。

主力選手が若く、今後の成長が期待される。特に17歳のヤマルや21歳のペドリなどの才能が際立っている。将来のスペインは有望だ。

今大会でスペインは多くのスタッツで印象を残し、2026ワールドカップでも優勝候補として注目されている。第2のスペイン黄金期が到来する可能性もある。

ヤマルは「2042年でもプレイしているかも」 若きスペインに“第2の黄金期”はくるか

グループステージから全勝で駆け抜け、EURO2024を制したスペイン代表。決勝のイングランド戦にはシャビ・エルナンデスやダビド・ビジャ、アンドレス・イニエスタといったスペイン黄金期を支えた名手たちが観戦に訪れていたが、今大会を制したスペインは伝説の黄金チームへ近づけるだろうか。

ルイス・デ・ラ・フエンテが指揮する現在のスペインは、ポゼッションをベースとしていた当時の黄金チームとはスタイルが異なる。当時と同じサッカーを完成させるのは不可能に近いが、今回のEUROを制したスペインもポテンシャルは抜群だ。

何より現在のスペインは主力が若い。右ウイングに入る17歳になったばかりのラミン・ヤマル、左ウイングに入る22歳のニコ・ウィリアムズ、怪我で途中離脱となったが、天才司令塔ペドリもまだ21歳だ。

さらに負傷で大会を欠場したバルセロナMFガビは19歳、間もなく始まるパリ五輪に参戦するバルセロナDFパウ・クバルシも17歳だ。バルセロナの若手が中心となっているのは、当時の黄金チームとの共通点だ。

中でもヤマルの才能は特別で、17歳のヤマルについて英『Daily Mail』は「2042年もプレイしているかも」と取り上げている。2042年を迎える頃、ヤマルは35歳。現代サッカーでは珍しくない年齢である。

今大会のスペインは最多得点(15ゴール)、タックル成功数1位(88回)、ボールリカバリー数1位(290回)、ポゼッション率は大会3位(58.2%)と、あらゆるスタッツが印象的だった。2年後に控える2026ワールドカップでも優勝候補筆頭に挙げられそうだが、第2のスペイン黄金期は完成するか。