所属クラブとスペイン代表の両方でタイトル獲得! FWニコ・ウィリアムズ「信じられないようなシーズン」

AI要約

スペイン代表のFWニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)が、EURO2024優勝の喜びを語った。

FWニコ・ウィリアムズの活躍やチームの勝利について述べられる。

ニコが感謝の気持ちを述べつつ、更なる成長への意欲を示している。

所属クラブとスペイン代表の両方でタイトル獲得! FWニコ・ウィリアムズ「信じられないようなシーズン」

 スペイン代表のFWニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)が、EURO2024優勝の喜びを語った。14日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 公式戦46試合に出場し10得点21アシスト。FWニコ・ウィリアムズのセンセーショナルな1年が幕を閉じた。自身初のEUROとなった今大会、グループB第2節イタリア戦でプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出される活躍を見せるなど、ファイナル進出のチームを牽引。イングランド代表と対戦した決勝戦では、対峙したDFカイル・ウォーカーに苦しめられたものの、後半の立ち上がりに先制点となるゴールを決めると、フル出場で2-1の勝利に貢献。所属クラブでのコパ・デル・レイ(国王杯)優勝に続いて、スペイン代表として史上最多4度目のEURO優勝の立役者にもなったのだ。

 EURO決勝戦における最年少得点記録で、『22歳と2日』と歴代2番目の記録を塗り替えたニコ。今大会2度目のPOTMに輝いた同選手は、「まるで獣のように苦しむことになったよ。自分たちが何を成し遂げてきたのか、スペイン国内がどのくらい盛り上がっているのか、今はまだ実感が湧かないけど、僕たちは確かに歴史を作った」と噛み締めつつ、「これがフットボールで、このチームはユニークだ。みんなが同じ方向に進んでいて、それが証明された。試合に勝ったことはもちろん、複雑な状況から立ち直ったことも素晴らしかった」と失点直後は劣勢となったが、リズムを取り戻して決勝点に繋げたゲーム運びについて語った。

 また、アスレティック・ビルバオとスペイン代表の両方でタイトルを獲得したニコは「信じられないようなシーズン。ここに立つために懸命に戦ってきた。家族や僕を信頼してくれる人々のことが頭に浮かぶ。みんながリスペクトを払ってくれることに、本当に感謝。自分のポジションで世界最高の選手になりたいと思っている」と充実ぶりを口にするとともに、成長への意欲を示している。

 決勝戦の2日前に誕生日を迎え、22歳最初の試合は忘れられない一戦となったニコ。EURO2024で得た自信が、成長速度をさらに加速させる。