ア・リーグ首位打者の日系３世クワン、５年前の日本旅行の思い出熱弁「コンビニすごい！」…ＷＢＣ出場への思いも
ア・リーグ首位打者のＳ・クワン外野手がオールスターのスタメンに選出され、日本とのつながりや日本滞在時のエピソードを語った。
日本食や温泉、ＷＢＣへの参加意欲など、日本に対する興味や思いを熱く語っている。
大谷選手との出会いやチームジャパンへの参加希望など、将来への期待も述べている。
前半戦でア・リーグ首位打者のＳ・クワン外野手（ガーディアンズ）が、あす１６日（同１７日）にレンジャーズの本拠地・テキサス州アーリントンで行われるオールスターのスタメンに「１番・左翼」で名を連ねた。
母方の祖父母が日本人の日系３世。初めて日本に行ったのは５～６歳の頃。「お婆ちゃんの家に行って泊まったことがある。夏をそこで過ごしたんだ。帰るときに大泣きしたから、すごく親しくなっていたんだと思うよ」。１９年にドラフト指名されたお祝いに再び日本へ旅行し「すごくクールだった。ドラフトされたお祝いで家族（親戚）に会いに行くという旅だったんだ。家族と一緒に温泉に行って、おいしいものを食べた。すごく特別な時間だった」と振り返った。
「温泉は雪が降っていて、まるでおとぎ話の世界みたいだったんだ。そこで温泉のお湯に入って自分の魂が浄化されるような気がした。とても美しい時間だった。そのときは１０日間滞在した。兄弟（兄か弟）と一緒に東京、関西、山形にも行ったんだ」。日本食も好きで「ラーメン！ マイ・フェイバリット・フード。日本滞在中は１日おきに食べたよ」と即答。「ＣｏＣｏ壱のカレーも食べたしね。あ、辛くないやつ。辛いのはダメなんだ。それから日本のコンビニはすごい。アンビリーバブル！ オーマイガー、コンビニの卵サンド。すごく美味しい。１日のほとんどをいろんなものを食べて過ごしてたよ」とグルメ旅も満喫したそうだ。
ＷＢＣに日本代表で出てみたいと思ったきっかけは「最初は２００８年、ロサンゼルスにいた頃にＷＢＣの試合を見たんだ。試合を見に行ってチームジャパンの帽子を買ったことを覚えているから、その当時からチームジャパンに惹かれていたんだと思う」。大谷とはルーキーイヤーにフィールドで会って話したことがあり「その時に彼がＷＢＣにチームジャパンで出てプレーしないかと誘ってくれたんだ。当然だけど、ものすごく驚いたよ、俺に参加してほしいと彼が言っていることにね。残念ながら出場はできなかったけれど、将来いつか参加できたらいいなと思っているよ」と次回大会での選出をアピールしていた。
